パピヨンに最適なドッグフードとは？選び方から食べない時の対処法まで徹底解説します

パピヨンは、大きな立ち耳がとても印象的な犬種です。

外見が可愛らしい上に、他の犬種にはない気品あふれる姿であることから、ペットとして飼っている人は少なくありません。
ただパピヨンは小型犬の中でも骨が細いので、日常的に骨折や関節などのトラブルが起きやすいと言えます。

飼い主としては愛犬の健康を維持するために、最適なドッグフードを選びたいものです。

そこで、ここではパピヨンに最適なドッグフードの選び方から与え方までくわしく紹介していきます。

パピヨンのドッグフードの選び方① 良質なタンパク質が使用されている

パピヨンのドッグフードを選ぶ際は、良質なタンパク質がきちんと使用されているのか確認することが大事です。

パピヨンというと、滑らかな美しい被毛が最大の魅力と言っても過言ではありません。
そもそも犬の被毛は、ケラチンというタンパク質からできています。

そのため、美しい毛並みをキープするためには良質なタンパク質をドッグフードからしっかりと摂取する必要があるのです。

良質なタンパク質が含まれているかどうか見極めるためには、ドッグフードのパッケージでタンパク質の成分値が20パーセントから30パーセントあるかどうかチェックすると良いでしょう。
もしもタンパク質の量が少ない商品を選んでしまうと、パピヨンの被毛にしっかりと栄養成分を届けることができなくなります。

というのも、ドッグフードから摂取したタンパク質は、最初に体の器官に運ばれていくからです。
被毛にまで栄養を確実に届けるには、たくさんの量のタンパク質を食べなければいけないというわけです。

その逆に、肉や魚などのタンパク質よりも穀物などの炭水化物が多いドッグフード、低品質な肉類が使われているカリカリなどのドライタイプのドッグフードを選ぶと、パピヨンの消化器官に負担を与えることになります。
また、筋肉となるタンパク質をしっかり摂れないことで健康な生活を維持できなくなる恐れがあります。

したがって、必ずタンパク質がしっかりと含まれているものかどうかチェックするようにしましょう。

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パピヨンのドッグフードの選び方② 良質な脂肪酸が含まれている

良質な脂肪酸が含まれているかどうかも、パピヨンのドッグフードの選び方において大切です。

パピヨンの被毛をきれいに保つには、良質なタンパク質はもちろんオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸などの脂肪酸も重要な役割を果たしているからです。
オメガ3脂肪酸は、サーモンをはじめマグロ・イワシなどの魚、オメガ6脂肪酸は菜種油・米ぬか油などの植物油に多く含まれています。

これらの脂肪酸は、パピヨンの体内では絶対に生成することができません。

つまり、必ず毎度の食事を通して摂取する必要があるというわけです。
もしも脂肪酸を十分に摂取できないと、皮膚の乾燥、脱毛、フケなどの原因となります。

パピヨンを清潔に保てない上にかゆみによって快適に生活できなくなってしまいます。
したがって、かならずドッグフードを購入する際は、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸が含まれているか確認しましょう。

ただ一つ注意しなければいけないのは、ドッグフードの中にはオメガ6脂肪酸はきちんと配合されているのにオメガ3脂肪酸が全く含まれていないものも存在することです。
そのため、オメガ3脂肪酸がパッケージに記載されているかチェックすることを忘れないようにしましょう。

パピヨンのドッグフードの選び方③ 関節のサポート成分が含まれている

ドッグフードを選ぶ際は、関節のサポート成分がしっかりと配合されているか確認することも重要です。
そもそもパピヨンは、他の犬種と比べて体が小さい上に骨格もとても華奢です。

特に膝の関節が弱いことから、アクティブな運動をすると強い衝撃によって脱臼や骨折をするリスクがあります。

パピヨンのケガを予防するためには、ドッグフードから関節サポート成分をしっかりと摂取させる必要があるのです。
関節のサポート成分というと、コンドロイチンやグルコサミンなどの成分が挙げられます。

まずコンドロイチンは、パピヨンの関節の動きを滑らかにする作用があります。
そして、グルコサミンには新たな軟骨の形成を促進する作用があるのです。

これらの成分が配合されたドッグフードを選ぶことで、パピヨンの健康を維持することが可能です。

パピヨンがドッグフードを食べない時の対処法

パピヨンはとても食が細いことから、ドッグフードを食べてくれないと悩み飼い主は少なくありません。
パピヨンにご飯を食べさせるためには、いつも与えているドッグフードから別のものに変更するといいでしょう。

パピヨンはお肉が大好きなので、穀類が主原料のドッグフードを与えているのなら肉が主原料のものに切り替えると効果的です。

特にお肉の中でも牛肉や豚肉、ラム肉などが使われているものを好む傾向にあるので、ドッグフードを選ぶ際は肉の種類にこだわると良いでしょう。
その際は、添加物や香料などの余計なものが一切使用されていないものを選ぶことが大事です。

余計な成分が入っていると、犬の臭覚が敏感に感じ取って食べるのを嫌がる可能性があるからです。

高品質の肉がたっぷりと入っているドッグフードならば、犬の嗅覚で美味しさに気づき食いついてくるでしょう。
その他のドッグフードを食べない時の対処法というと、温めて香りを強くすることもあげられます。

そもそも犬というのは、ニオイを嗅ぐことで食べ物を判断する性質があります。

つまり、ドッグフードの香りを電子レンジやドライヤーで温めて強くすることで食欲を刺激できるというわけです。
パピヨンの食欲がない時に気をつけないければいけないのは、人間の食べ物を絶対に与えないことです。

人間の食べ物は犬にとって味付けが濃いので、その味を覚えてしまうとドッグフードに不満を感じてしまう可能性が高いからです。
したがって、パピヨンがドッグフードを食べないからと言って、安易に人間の食べ物を与えないように気をつけましょう。