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犬のおすすめ総合栄養食を紹介!ウェットフードなど種類別に解説

最終更新: 2024.06.21
犬のおすすめ総合栄養食を紹介!ウェットフードなど種類別に解説
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普段の生活の中で欠かせないのが「食」です。

ドライフードを食べている子、飼い主さん手作りのご飯を食べている子、持病があってその治療の一環として療法食を食べている子、様々だと思います。

ご飯にもいろいろな分類があるのですがご存知ですか?

 

そもそも総合栄養食とは

犬が口にする物の中には色々な分類があります。

その中の一つに総合栄養食が挙げられます。

総合栄養食は水と総合栄養食だけでも生活が出来るような食品が総合栄養食とされています。

熱量

まず、食事を摂る際に重要なのが熱量(カロリー)です。

代謝をし、日々の活動をするために欠かせないエネルギー源と言えるでしょう。

消費カロリーが摂取カロリーを上回ってしまうと、エネルギー不足を起こします。

一方で、消費カロリーよりも摂取カロリーが大幅に上回ってしまうと、肥満になってしまう可能性が高いです。

ライフステージに合わせて、適度な熱量を摂取することが大切です。

栄養素

体を構成するのに必要な栄養素はいろいろな種類があります。

どれかを多く取りすぎても過剰摂取になり、栄養素によっては害を与えることもあり得ます。

それぞれの種類をバランスよく摂れるような組成になっていることが大切です。

また、体質や犬種によって特に摂取すべき栄養素もあります。

総合栄養食の場合、一般的に犬が必要とされる栄養素をバランスよく摂れるように配合されていることが多いです。

健康の維持

年令や犬の特性によって健康の維持のために必要な栄養素や熱量、そしてペットフードの状態などが様々です。

ライフステージによって注意すべきポイントが異なります。

例えば若齢の犬たちはよりよい体をつくることが大切であるため、良質なたんぱく質などを充分な量摂取する必要があります。

高齢の子たちは機能が低下していく内臓に対して、より良い状態を保てるような成分を補充する必要や、消化機能や体力の低下がおこるため、より少ない量でも効率よく熱量を摂れるような工夫が必要です。

それぞれのライフステージに応じた工夫がされていることが多いです。

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ペットフードの分類

市販のペットフードのパッケージをよく見てみると、それぞれ分類がきちんとされていることが一般的です。

この分類にはどのような意味があるのでしょうか。

総合栄養食

前述のように、総合栄養食と記載のあるものであれば、水と総合栄養食だけでも充分に生命維持をすることが可能な品質ということになります。

パッケージに体格によって異なる摂取量などが記載されているので、その表に記載された量を与えるようにしましょう。

栄養バランスの考えられている品質ではありますが、体質などによって合う・合わないがあり、総合栄養食を食べていても体調を崩す場合もあります。

特に種類の切り替えの時期などは体調や排泄の変化を注意深く観察しましょう。

間食

栄養の供給だけでなく、おやつなどの食の楽しみにもなるような食品を示します。

ただし、間食のみでの生命維持は、熱量や栄養バランスなども不充分であるため難しいでしょう。

コミュニケーションを楽しむためのアイテムや、食を楽しむアイテムです。

一つ一つの熱量は少ないですが、食べ過ぎは肥満につながる危険性もあります。

一日に摂取する総合的な熱量を換算したうえで、おうちの子に適した量や一日にこの程度の量までというのを決めましょう。

療法食

治療の一環として、食事管理の目的などで獣医師から処方されるごはんです。

インターネットやペットショップなどで購入できる療法食もありますが、症状や全身状態に応じた選択になるので基本的には獣医師の処方が必要です。

療法食の希望があったり、今までのメーカーからの変更をしたい場合などは、まずはかかりつけの先生に相談しましょう。

病気によっては、状態を安定させるために療法食をずっと食べ続けなければいけない場合もあります。

療法食の指定があった時は、総合栄養食や間食などでも療法食以外の食材を与えることは控えることをお勧めします。

その他

上記の分類に属さないものはその他の目的食とされることが多いです。

どんなものが一般的かというと、ふりかけやサプリメント、レトルトタイプのご飯にかけるタイプのフードなどが挙げられます。

もちろん、これらは、単体のみを与えても、生命維持のために充分な栄養素や熱量を得られる可能性は低いです。

あくまでも総合栄養食と組み合わせる食材として、健康のためやわんちゃんの嗜好性を満たすため、食の楽しみを充実させるためなどの目的で追加して与えることがおすすめです。

ダイエット中の子などは熱量を確認したうえで、その分の総合栄養食を差し引いたうえで一緒に与えていただけると良いでしょう。


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総合栄養食と一般食の違い

総合栄養食と一般食の違いをご存知でしょうか?

基本的に、一般食は前述の分類ではその他の目的食に分類されることになります。

一般食という明確な記載がある場合も多いです。

これらの違いはどのような点なのでしょうか。

栄養面

総合栄養食は、水と総合栄養食のみでも生命維持が充分に可能な品質のごはんの場合、このグループに分類されます。

一般食の場合、食事の一部として与えるものであることが一般的であり、栄養のために、他のごはんを補足する必要があることもあります。

中には総合栄養食と同様の栄養価のあるものもあります。

しかし、全てがその品質と考えて、総合栄養食でないものを単体で与えてしまうと栄養が偏り、栄養失調になる可能性もあるため注意が必要です。

与え方はパッケージなどで指示されている通りにするようにしましょう。

使い方

総合栄養食は単体で、指示されたとおりの体格に合った量を与えることが多いです。

一方でその他の目的食である一般食は、単体で与えるのでは熱量や栄養素が充分に摂取できない可能性が高いです。

ごはんのトッピングとしてなど、嗜好性を高めるために加えたり、その子によって必要な栄養素の補給としてごはんに加えるなどの使い方をすることが多いと言えます。

総合栄養食の中でも必要な注意点

水と総合栄養食の単体で与えても、生命維持のために充分な栄養素や熱量が得られるのが総合栄養食に分類されるごはんですが、その中でも様々な違いがあり、注意すべき点があります。

一部ではありますが、特に気にすべき点をいくつか挙げてみました。

原料

まず、原料は必ず確認することをおすすめします。

中にはアレルギー反応を示す子の場合、アレルゲンとなる食材は避けなければなりません。

原料は主にたんぱく質と穀物類、野菜などが入っていることが多いです。

最近ではグレインフリーと呼ばれ、穀物類は入る量が少ないもしくは使用されず他の食材で校正されているドッグフードも多いです。

またたんぱく質はチキンやビーフ、ポークなどが一般的ですが、アレルゲンとして反応しにくい、魚やラム、馬などの肉などが使用されるケースも増えてきています。

ライフステージ

総合栄養食は、栄養バランスや摂取すべき熱量も充分なものとして作られていますが、その子の体質や状態などに合ったものを与える必要があります。

特にライフステージに応じたご飯の質の変化をしてあげることも大切です。

例えば、若齢の子であればより良い体作りをするためにたんぱく質などの栄養素の割合を調整する必要があったり、太りやすい子や食べるのが好きな子は肥満になりにくいよう、脂質を抑えたり、熱量を抑えたご飯を食べるなどの調整が必要となります。

シニアの子も食べられる量や消化吸収機能が低下する中で、より少量のご飯から効率よく栄養素や熱量を摂れるように工夫されている必要があります。

その子のライフステージにあったご飯を選んであげましょう。

形状

栄養バランスの整った品質の良いご飯でも、きちんと食べてもらえなければ意味がありません。 あごの形やその子の噛む力によって、食べやすい形状のものを選んで上げる必要があります。

また食べやすさだけでなく、柔らかいご飯ということは水分をドライフードよりも多く含むため、水を飲むのが苦手な子や水分をより多く摂取する必要がある子には適しています。

完食する速さや排泄物の状態、排尿の頻度などを観察しながら適した形状のものを選んであげましょう。

ウェット

水分を多く含む、やわらかいタイプのごはんです。 噛み砕くのが苦手な高齢の子にも食べやすく、与えやすいのが特徴です。

デメリットとして、水分が多い分、しっかりと熱量や栄養素を摂るためには量が必要な場合があるため、体格に応じた必要量をきちんと確認しましょう。

またやわらかいと、歯の隙間などに食べ物のカスが入り込んで汚れの原因になることもあるので、歯磨きをより念入りにする必要があるかもしれません。

お口のケアは日常的に行う必要がありますが、ごはんの形状によって、お口の汚れ具合がどの程度変わるか注意してみてくださいね。

セミモイスト

ウェットほど水分は多く含まず、やわらかさを保ったフードをセミモイストタイプと言います。

ドライフードを噛み砕くのが顎が小さい、歯が悪いなどの理由で難しい場合に、セミモイストタイプの場合、少ない力で細かくして食べられるかもしれません。

水分を含んでいるため、ドライフードよりも劣化などが起こりやすい可能性があります。 脂質の酸化や保存する際の温度などには気をつけましょう。

ドライ

一般的なフードがこのドライタイプになるでしょう。 水分も少量は含まれていますが、セミモイストやウェットタイプと比較すると少ないです。

少量でも満腹感が得られることと、少量で充分な栄養素や熱量が得られることが特徴です。

乾燥しているので、ウェットフードなどの水分を多く含むごはんと比較するとしっかり管理すると品質が劣化しにくく、保存がしやすいことが特徴と言えます。

お勧めの総合栄養食

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手作り、無添加、高品質にこだわって作られたご飯です。

ヒューマングレードの原材料、製造過程で作られているので、より安全安心な品質を求めたい方におすすめです。

いなば ドッグフード ちゅ~るごはん とりささみ チキンミックス味 14グラム

嗜好性が高いと言われるちゅーるの、総合栄養食です。

ちゅーるのメリットは水分を多く含み、ペースト状になっているのであごの力が弱くなっている高齢の子でも噛み砕くことなく飲み込みやすいということだと言えます。

ただし、体格に応じた必要量をきちんと確認したうえで、与える量として守る必要があります。

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ロイヤルカナン 総合栄養食 エイジングケア 犬用 ドライ 1kg

療法食も作っているメーカーであるロイヤルカナンの、シニア犬用のフードです。

高齢犬の抱えやすいトラブルである、筋肉量の低下や細胞レベルで起こる内臓などの機能低下や皮膚免疫バリアの低下などを防ぐ際に良い成分が含まれています。

また、高齢になると機能が低下しやすい腎臓に負担をかけにくいよう、ナトリウムやリンの成分の制限もしています。

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総合栄養食で愛犬の健康を支えよう!

犬のごはんはそれぞれ分類がされており、それぞれ特徴が異なります。

目的や愛犬の食べ方、体質に応じて選択できると望ましいです。

食べることは楽しみでもあり、栄養吸収は健康にも直結します。

食の楽しみを充実させつつ、品質の高いごはんで健康を維持できると良いですね。

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