どんなドッグフードにしたら良いのかは老犬になると大きな悩みになりがちです。
少し前まではドッグフードへの食いつきが良かったのに最近はまるで食べなくなってしまってどんな食事を与えたら良いのかと困ってしまうのも珍しいことではありません。
老犬の食事選びではどんなポイントを押さえておくと良いのでしょうか。
老犬のドッグフードの決め方が難しい理由から、具体的にどのようなポイントを満たしている食事にしたら良いのかを詳細に説明していきます。
老犬になったら食事選びに気を配ろう
犬が高齢になると食事選びが難しくなると言われているものの、そもそも老犬とはいつからなのかという疑問を持つ人もいるでしょう。
人の場合には高齢者が65歳以上とされていますが、少し前には60歳以上と定義されていました。
犬の場合には実はこのような定義がありません。
一般的な考え方としては7歳からシニアの仲間入りをして、10歳から老犬と呼ぶことになっています。
犬の種類による違いこそあるものの、平均寿命が14歳前後の犬が多いので、およそその7割から8割くらいの年齢になった時点で老犬とされているのが通例です。
このくらいになると白髪や抜け毛も増え、活動度も低下するなど高齢になった様子を示す症状も次々に出てきます。
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老犬の食事選びが難しい理由
老犬の食事選びが難しいのはなぜなのでしょうか。
端的に言ってしまえばあまりにも色々な要因が重なっているので単純にこれを食べさせていれば大丈夫だとは言えないからです。
どんな要因がドッグフードの選び方を難しくしてしまうのでしょうか。
老犬の食事は、心身の機能の衰えによって変わる
加齢とともに心身の機能が衰えてしまうのが問題になります。
食べる行為そのものに大きな影響を与えるのはあごの力が弱くなってしまうことで、かむのが大変になって食べなくなることがよくあります。
また、視覚や味覚、嗅覚の低下によってドッグフードのおいしさがわからなくなってしまい、今まで好きだった食事に手を付けなくなってしまうことも珍しくありません。
また、内臓の機能も低下してしまい、消化吸収が悪くなりがちです。
下痢や便秘も起こしやすくなるので、食べるとお腹の調子が悪くなると覚えてしまうと食べなくなってしまうことがあります。
老犬の食事は、痛みや病気によって変わる
老犬になると体に痛みを覚えるようになり、食べるのが大変になってしまうこともあります。
歯周病や口内炎などが原因で食べたくないという反応を示すようになる老犬もいます。
また、足が痛むために姿勢を曲げづらく、食事の皿に食いつくと痛いから食べないということもあるので注意が必要です。
さらに、歯周病に限らず病気にかかってしまうリスクも高くなります。
白内障や角膜硬化症などによって目が見えなくなってしまう、認知症になって食べたかどうかがわからなくなるというのも問題になりがちです。
老犬の食事は、嗜好の変化や甘えの強まりによって変わる
年齢を重ねるにつれて嗜好が変化するのも食事を選びにくくしてしまう原因です。
五感の機能低下が問題を引き起こしているのも確かですが、脳の機能低下やホルモンバランスの乱れによる影響も受けます。
なぜ食べないのかが飼い主としても見てみてわからないので困ってしまいがちです。また、飼い主に対する甘えが強まってしまうのが問題になることもあります。
もっと食べやすいドッグフードが良いのになどと考えていて、食べられないわけではないけれど食べないで我慢するような場合もあるのです。
本当に期待しているような食事を与えないと喜んで食べてくれないことがあるのは念頭に置いておきましょう。
老犬の食事量の低下
老犬になると食事の量が減ってしまうのも問題です。
基礎代謝量が低下してしまうことに加え、足の痛みや疲れやすさなどの影響で運動量も減ってしまいます。
食が細くなるので栄養を十分に与えてあげないと健康を維持するのが難しくなりがちです。
老犬の食事選びは栄養価と食べやすさがポイント
老犬の食事選びが難しい理由があまりにも多岐にわたっているので面食らってしまった人もいるでしょう。
しかし、二つのポイントを押さえてドッグフードを選べば解決できる可能性が十分にあります。
栄養価と食べやすさが重要なので、その理由を詳しく理解しておきましょう。
老犬の食事は栄養価が重要
栄養価の高い食事にすることで少ない量の食事でも健康を維持できるようになります。
総合栄養食となっているドッグフードを選び、さらに老化に抗える抗酸化物質も含まれているのを重視しましょう。
良質な脂質も含まれていると病気の予防にもなるので併せて考えておきたいポイントです。
老犬の食事は食べやすさが重要
心身の機能低下があっても食べたいと思ってもらうにはいかにして食べやすい食事にするかが重要でしょう。
かむのがつらくない、食べたら速やかに消化される、下痢や便秘をしないといった点は重要です。
また、衰えた嗅覚や視覚でもおいしそうだと認識できる香りや見た目で、さらに食べてみると味覚に訴えかけてくれるおいしさも兼ね備えていれば食いつきが良くなるでしょう。
おすすめは手作りご飯のココグルメです。
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老犬の食事にはウェットフードがおすすめ
若いうちのドッグフードとしてはドライフードを選ぶことが多いでしょう。
保存性も高くて使い勝手が良いことから飼い主としては便利ですが、老犬の食事の場合にはウェットフードを選ぶのがおすすめです。
ドライフードは硬いのであごが弱ってきた老犬には食べるのが大変だからです。
よく噛めなかったとしてもウェットフードなら消化が比較的良いので胃腸にかかる負担も低減されます。また、ウェットフードは水分も一緒に摂取できるのも魅力です。
水を飲むのもつらいと感じている、あるいは喉が渇いているかどうかがわからなくなっているような高齢犬であっても最低限の水分を補給できます。
食いつきが悪くて困ったときにウェットフードに切り替えるだけで食べるようになることもあるので重要な点です。
老犬の特徴に合わせて食事を選ぼう
老犬になると心身の衰えや代謝の低下が原因になって食事量が減りやすいものの、健康を維持するためには栄養も十分に補給できるようにしなければなりません。
あごの機能が低下していることを考慮して食べやすいウェットタイプを選び、栄養バランスが優れているだけでなく老化の進行を妨げられるように栄養価を高めているドッグフードにするのが大切です。
老犬に共通する特徴に合わせるだけでなく、飼い主としてきちんと観察を行い、食べやすくて食いつきが良い食事を用意しましょう。