いつものペットフードをアレンジして食事を楽しませたい、栄養のあるものを食べさせたいなど、犬を飼っていると毎日の食事に気を使うものです。
冬が旬のほうれん草はおいしいし栄養満点で与えてみたい野菜ですが、環境省が発表している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」では、与えるのに注意が必要なものとして記載されています。
一体どのようなことに気を付ければほうれん草の栄養を安全に犬に与えることができるのか、ほうれん草を与えるメリットと一緒に確認してみましょう。
ズバリ!犬はほうれん草を食べれる!
注意が必要といわれていますが、適切な方法で与えれば、犬はほうれん草を食べることができます。ほうれん草に含まれる高い栄養素は、人間だけでなく犬の体にもよいこともわかっています。
ほうれん草を犬のフードに混ぜたり、生地に混ぜ込んで犬用クッキーを作ったりと、ヘルシーでカラフルなのでアレンジもしやすく、毎日の食事に取り入れやすい野菜です。
でも、いくら体に良いからと言って与えすぎはいけません。犬の体の大きさを考えて、適量を与えることが大切です。
ほうれん草を犬に与える適切な方法はいくつかありますが、必ず守らなくてはならないのはほうれん草を一度茹でて水にさらすことです。
ほうれん草に含まれるシュウ酸が犬によくない影響を及ぼすために、注意が必要とされています。
シュウ酸は料理をしているとアクとして扱われるものです。水にさらして十分にアクを抜けば、ほうれん草の持つえぐみや渋みもなくなり味もよくなります。
シュウ酸は人間も大量摂取するとよくない成分です。
必ずよくアクを抜いてから犬に与えるようにしましょう。そうすれば犬も問題なく食べることができます。
ほうれん草の栄養素と犬へのメリット
ほうれん草には鉄分が多く含まれています。鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富ですが、残念ながら加熱するときに壊れてしまうので茹でたほうれん草からは摂取することは期待できません。
犬の体は自分でビタミンCを生成できるので食物から摂取する必要はありませんが、病気や高齢で衰えのある犬に必要な場合はほかの方法でビタミンCを摂取しましょう。
また、ほうれん草には赤血球を作る手伝いをする葉酸、ビタミンB6も多く含まれているので、貧血予防に効率のよい野菜です。
ベータカロチンも多く含まれています。
ベータカロチンには皮膚や粘膜を強くしたり、視力の維持、がん予防、アンチエイジングなどの効果があります。活性酸素を抑制する抗酸化作用も期待できます。
同様に抗酸化作用の強いビタミンEも豊富なので、ほうれん草はいつまでも犬に若々しくいてもらうのにぴったりの野菜です。
ビタミンKが多いこともメリットです。
ビタミンKは骨粗しょう症の薬にも配合されている成分で、骨のたんぱく質を活性化しカルシウムを骨に定着させやすくすることで、骨を丈夫にする作用があります。
ビタミンKも犬の体内で生成できるものですが、体内の機能が弱まっている高齢の犬や、薬を飲んでいる犬にはビタミンKが不足しがちです。
また、ほうれん草には高血圧予防になるカリウムも豊富ですが、水に溶けやすい成分のためほうれん草ではあまり摂取できないかもしれません。
また、過剰摂取は腎臓に負担をかけます。
もし必要な場合は生のままで食べることができるリンゴなどで摂取し、適量を守ることをおすすめします。
犬にほうれん草を与えるときの注意点
ほうれん草を犬に与える大前提としてゆでて水にさらすことはお伝えしましたが、なぜシュウ酸が犬に良くないのでしょうか。
それは、シュウ酸カルシウム尿石症の原因となるためです。
シュウ酸カルシウム尿石症とは、尿内のミネラル分が結晶となり腎臓から尿道の尿路で詰まる病気です。
尿の出が悪い、血尿が出る、排尿時に痛がるといった症状でわかることが多く、尿が出ないところまで進行すると命の危険もあるので、気になる症状があれば早めにかかりつけの動物病院に行くことをお勧めします。
ほうれん草には食物繊維も豊富です。
食物繊維には水溶性と不溶性があり、ほうれん草にはどちらも含まれています。
不溶性食物繊維は体内で水分を含んで膨らみます。そのためよく噛んで飲み込む必要がありますが、犬の場合は丸のみしてしまうことが予想できるので、あらかじめ細かく刻んでおきましょう。
すりつぶして与える場合でも、繊維を取り除くなどして犬の内臓に負担がないように気を付ける必要があります。
ほうれん草を初めて与えるときには、少量で試しましょう。アレルギーや、犬によってはあまり好みでない場合もあります。無理に与えることは控えて、犬の反応を確認してから与えるようにしましょう。
ほうれん草を与えるときの適量は?
栄養豊富とはいっても、与える量が多すぎると嘔吐などの体調不良を引き起こします。
犬の体重によって与えて問題ない量はかわります。
体重が4キロ未満の超小型犬の場合、1日に25グラムまでが適量です。25グラムというと、ほうれん草1株を茹でて水分を絞った物の半量程度になります。
体重10キロ未満の小型犬の場合は、1日50グラムまでが適量とされています。
茹でて絞ったほうれん草1株分が目安です。体重25キロ以下の中型犬は一日90グラム、体重25キロ以上の大型犬は100グラムから140グラムまでとされています。
一度に食べるのではなく一日複数回に分けて与えましょう。
子犬の場合は慎重に与える必要があります。
子犬はまだ消化器官が未熟でほうれん草をうまく消化できるかわからないことと、アレルギーなどを引き起こすと重篤な症状となる可能性があるためです。
もし与える場合はごく少量にするなど、子犬の様子をよく確認しながらにしましょう。
成犬でも同じですが、無理に与えることはありません。ほうれん草を与えるときは飼い主の思いだけではなく、犬の健康によい影響があり、犬も喜んで食べることが大切です。
ほうれん草を上手に使って健康的な食事を楽しもう
ほうれん草に含まれる栄養素は、犬の貧血やがん予防、骨を丈夫にしたり若さを保ったりと、犬にも飼い主にもうれしい効果が得られるものばかりです。
彩りがよく、刻んだりすりつぶしたりすることでアレンジもしやすいので毎日の犬の食事がおいしく、楽しくなります。
しかし、過剰に与えすぎたり、下ごしらえを怠ったりすると逆に犬の健康を損なってしまう気を付けたい食材です。
いつまでも元気な犬と暮らせるように、上手にほうれん草を食事に取り入れてみてください。
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ココグルメの特徴 1.
新鮮な食材を使った手作りドッグフード
私たち人間が食べるご飯と同じように、低温での調理し冷凍で配送する正真正銘の手作りご飯です。
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ココグルメは日本でも数少ない「栄養学を専門とする獣医師の先生」に監修を受け、総合栄養食(※)の基準に適応したレシピで作られています。
※総合栄養食とは、「そのご飯と水だけで、健康に生きるために必要な栄養素を全て取れる」という国が定めた基準に沿ったドッグフードのことです。
ココグルメの特徴 3.
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ご存知の通り、ドッグフードは「食品衛生法の範囲外」とされており、人間のご飯と比べて低い衛生基準で製造・管理されてきました。
私たちのドッグフードは、人間が食べるものと同じ食材を仕入れ、同じ衛生基準で調理・配送する、正真正銘の「ヒューマングレード」のドッグフードです。
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手作りドッグフードが選ばれる理由
手作りのご飯は「栄養バランスを正すのが難しい」「調理に手間がかかる」といった大変な点もありますが、実は健康との良い関係性があるという研究結果もわかっています。
手作りご飯を与え続けていた飼犬は32ヶ月長生きしていた
市販のドッグフードを与え続けた飼い犬と、市販ドッグフードを与えながら一部手作りを与えていた飼い犬、手作りし続けた飼い犬の3つクラスタの寿命を分析した結果、手作りし続けた飼い犬は平均32ヶ月も長生きしていたことがわかった。
Relation between the domestic dogs' well-being and life expectancy statistics essay(2003)
さらに、手作りご飯のみを与えていた飼犬が32ヶ月も長生きしていたことが分かっただけではなく、部分的に与えていた子も長生きしていたことが分かっています。
週3回以上野菜を与えていた飼犬は膀胱癌リスクが90%低かった
欧米で飼われている175頭のスコティッシュテリアの生態を調査した。
年齢や体重、毛の色などの指標を調整して集計した結果、週に3回以上ドッグフードとは別に野菜を摂取していた犬はTCC(膀胱癌)の発生リスクと逆相関していた。
緑黄色野菜の場合は逆相関が見られたが、アブラナ科の野菜やビタミン類での補給には逆相関が見られなかった。
Evaluation of the Effect of Dietary Vegetable Consumption on Reducing Risk of Transitional Cell Carcinoma of the Urinary Bladder in Scottish Terriers(2005)
ビタミン剤ではなく野菜そのものを与えていることが重要であることがわかり、「手作りのご飯」を食事として取り入れることが重要だと考えられています。
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