手作りドッグフードを食べさせてあげたいと思っても、いざ作るとなると使う食材や調理法など心配になるかもしれません。
ドッグフードを手作りする時には、栄養バランスや食材、味付けなど注意しなければいけないポイントがたくさんあります。
そこでドッグフードを手作りするなら専用のレシピ本で作るのがおすすめです。
ここではレシピ本を使ってドッグフード作りすることのメリットと、これから愛犬のために手作りドッグフードに挑戦する方におすすめのレシピ本を紹介します。
犬の手作りごはんを始める時にレシピ本をおすすめする理由
手作りごはんはわんちゃんへの愛情を込められるだけでなく、様々なメリットがあります。
例えば市販のドッグフードには添加物が含まれているかもしれません。
添加物が多いとわんちゃんの健康面が心配になりますよね。
そこで手作りドッグフードなら無添加ごはんを食べさせてあげることができます。
また手作りですから、何を食べているか把握できます。
持病ゆえに摂らないといけない、もしくは摂ってはいけない栄養素がある場合など管理しやすいでしょう。
ドライフードと違い水分を多く摂取できるので、便秘がちな子にもいいかもしれません。
このようなメリットから手作りドッグフードを始めようと思っている方におすすめしたいのは、レシピ本を使って作ることです。
料理が得意な方なら、わんちゃんのご飯もレシピなしで作れるかもしれません。
しかしそんな方にも手作りドッグフードのレシピ本をおすすめするのには理由があります。主な理由3つをあげてみましょう。
レシピ本を参考にすれば犬の手作りごはんで食べてはいけない食材を使わない
犬を飼っている方なら、わんちゃんが食べてはいけない食材について知っているでしょう。
しかしいざ手作りごはんを始めようとすると、意外と普段気づかなかった食材も出てくるのです。
例えば、その中には
- アボカド
- ぶどう
- イチジク
- ドライフルーツ
- エビ
- イカ
- ソーセージ
のような食品があげられます。
またコンソメを使用するのもNGです。
コンソメは成分に玉ねぎが含まれているからです。
また食材によっては下処理をしないと消化不良を起こすものもあります。
手作りドッグフード専門家や獣医師監修のレシピ本なら使ってはいけない食材を避けているので、うっかり入れてしまうことを防げるでしょう。
レシピ本を参考にすれば犬の手作りごはんでも栄養バランスを保てる
市販のドッグフードは年齢ごとに必要な栄養素がきちんと含まれていますが、手作りごはんだと必要な栄養素を欠かしてしまうリスクがあります。
特にカルシウムやチアミン、ヨウ素などは欠けてしまいがちな栄養素と言われています。
成長期のわんちゃんと大人のわんちゃんでは必要な栄養素の量も異なり、ある程度の専門知識を持っていないと調整するのは難しいでしょう。
手作りごはんのレシピ本は栄養バランスの管理も考えられています。
摂りたい栄養素ごとのレシピや病気別に摂った方がいい栄養素の情報も載せられているレシピ本もあり、安心です。
レシピ本を参考にすれば犬の手作りごはんでもカロリーを調整できる
わんちゃんのサイズごとに必要なカロリーは異なります。
カロリー不足だと栄養失調になってしまいますし、カロリー過多だと肥満の原因になります。
しかし自分の作ったごはんがどれくらいのカロリーかなんてわかりませんよね。
レシピ本を使って調理すれば、用意したご飯のカロリーがわかり、わんちゃんの健康管理ができます。
愛犬の健康のための手作りごはんも、作り方を間違えればわんちゃんの健康を害してしまうかもしれません。
正しく安全なごはんを作ってあげるためにも、レシピ本を活用しましょう。
もし自分で手作りご飯を作るのが大変…という場合は、獣医師監修の手作りドッグフード「ココグルメ」を試してみてください。
新鮮な国産食材だけを厳選したご飯で、総合栄養食の基準にも準拠しているため、おやつやトッピングとしてだけではなく、主食としても食べ続けてもらえるご飯です。
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犬の手作りごはんおすすめレシピ本その1
獣医さんが教える手作り愛犬ごはん(出版:主婦の友社)
監修はグラース動物病院の院長小林豊和先生、レシピはペット栄養士の春木英子先生が制作しているレシピ本です。
愛犬が喜ぶようなメニューを84種類掲載しているので、バリエーション豊富な手作りごはんができます。
手作りご飯は毎日のことなので、できるだけ簡単に作りたいですよね。
このレシピ本は楽しくごはん作りが続けられるように缶詰やレトルト食品を活用したドッグフード作りなど手作りドッグフードのポイントや基本ワザがきちんと説明されています。
どんなわんちゃんにも対応できるようサイズ別のカロリー付きで、手作りドッグフード初心者にもわかりやすいでしょう。
犬の手作りごはんおすすめレシピ本その2
一緒に作って食べられる犬のご飯(出版:マイナビ出版)
家族の一員である愛犬のごはんは、人間のご飯と同じように栄養バランスを組んで作ってあげたいですよね。
獣医師、獣医学博士の須崎恭彦先生監修であるこのレシピ本には、毎日の食事作りを手軽に行なうために、飼い主用と愛犬用を途中まで一緒に準備できる時短レシピが載せられています。
また一緒にご飯作りができるメリットは手間が省けるだけではありません。
飼い主とワンちゃんのごはんを同時に作ることで、栄養バランスも同じように考えながら食材を準備できます。
野菜のポトフやおから入りハンバーグなどメニューも豊富で、家族と同じようなメニューをわんちゃんも楽しんでもらいたいときにおすすめの一冊です。
犬の手作りごはんおすすめレシピ本その3
愛犬のための症状・目的別栄養事典(出版:講談社)
犬の食事療法の先駆者でもある獣医師須崎恭彦先生による1冊で、手作りごはんを始めるなら、知っておきたい栄養に関する基礎知識がつまっています。
近年、犬のアトピーや生活習慣病が増えてきている原因には、市販ドッグフードの添加物や水分不足が関係していると言われています。
そんな病気から守るため手作りドッグフードを食べさせてあげたいという人のためのレシピ本です。
症状別に必要な栄養素や使うと良い食材がまとめられているので、愛犬の健康管理のために手作りしたいという人にいいでしょう。
食材選び、栄養バランスの知識を取り入れることができます。
必要な栄養を取るためのごはんなので、みじん切りをして煮るだけのシンプルな調理法が中心です。
犬の手作りごはんおすすめレシピ本その4
獣医師が考案した長生き犬ごはん(出版:世界文化社)
獣医師の林 美彩先生(執筆)と古山 範子先生(監修)によるレシピ本です。
手作りご飯を始めようと思われている方も、何から始めたらいいかわからない、栄養バランスってどうやったら整えることができるの?と悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
この本は、犬の手作りご飯の初心者さんの悩みにとことん向き合った内容となっています。その中でも以下の4つのポイントを重要視しているようです。
- スーパーで手に入る食材でOK
- 切って煮るだけ作り置きもOK
- 旬の素材で楽しみながら続けられる
- ドライフードと併用でも大丈夫
また、この本ではただレシピを紹介するだけではなく、手作り食をやる意義や犬の健康についてもQ&A形式でしっかりと解説されているため、これから犬の飼い始める方にとっても非常に参考になる本だと感じています。
また、季節の食材を生かしたレシピも多いため、飼い主さんも楽しみながら手作りご飯をあげることができます。
愛犬のためにレシピ本を使って安全でおいしい手作りドッグフードを作ろう
愛情たっぷりの手作りドッグフードは愛犬の病気予防や健康管理に役立ちます。
しかしわんちゃんのごはん作りは人間の食事作りとは異なります。
食べてはいけない食材や摂らなければいけない栄養素に注意することが必要です。
素人の知識だけで手作りごはんを始めると、愛犬の健康を害してしまうかもしれません。
そこでレシピ本を使えば、ドッグフードとして必要な栄養知識や調理の仕方でごはんを作ってあげられます。手作りドッグフードのレシピ本を使って、安全で健康的な手作りごはんをあげましょう。