犬用として販売されているドッグフードは栄養のバランスが取れており、市販品さえ与えていれば犬の健康を保つことができるでしょう。
ただし、犬は雑食であり、犬によって好き嫌いがあるにしても人間が食べる食材はほとんど食べられます。
毎日人間用に調理しているだけでなく、愛犬のためにも犬用の食事を用意して食べさせてあげたら、喜んでもらえるのではないでしょうか?
犬に食べさせたい手作りごはんのレシピとその保存方法や消費期限について紹介しましょう。
犬の手作りごはんは作り置きOK?保存期間は?
急速冷却で犬の手作りごはんを作り置きできる
犬の手作りごはんを作り置きして保存できるなら、毎日の手作りの労を省くことができます。
冷凍保存法を利用すれば、犬用の手作りごはんをかなり良好な状態で一定期間保存することが可能になるでしょう。
犬が大好きなサツマイモやカボチャをはじめ、ささみ肉や鹿肉などを茹でて冷凍保存しておけば、忙しくて手作りごはんを作る暇が無い時に役に立ちます。
この際は、野菜と肉を別々に調理してタッパーや密封式ビニール袋に分けて冷凍保存すれば、保存期間を延ばすことができるでしょう。
冷凍する前に常温で冷ますのではなく急速冷却すると、さらに雑菌の繁殖を抑えられます。
急速冷却の方法として、タッパーなどに手作りごはんを入れて氷水などに浸す方法があります。
犬の手作りごはんを作り置きは薄味で。
ただし、人間の食事のように塩分が多い濃い味付けにして雑菌の繁殖を抑える方法は、有効ではありません。
犬は人間が好む濃い味付けでは食べられないからです。
人間と同量の塩分を犬が摂取したら、腎臓などの内臓器官を傷めてしまうかもしれません。
したがって、愛犬用の薄味の手作りごはんを冷凍保存したとしても、人間用の食べ物ほど長期間保存することはおすすめできません。
人間なら1週間は冷凍保存できる食材でも、犬に与える場合は3日か4日が限界です。
もっとも、これは水分の多いごはんの場合であって、乾物など水分の少ない食材で作ったごはんは、1週間にわたる長期間保存ができる場合もあります。
犬の手作りごはんは作り置きがおすすめ
毎日愛犬に食べさせる食事は、既製品のドッグフードだけという飼い主も多いかもしれません。
しかし、人間が食べる食材を生かして愛犬用の手作りごはんを作ってあげれば、喜んで食べてくれるでしょう。
賢い犬は、飼い主と同じ食事ができることに喜びを覚えることもあるようです。
特に、刺身や新鮮野菜など日持ちのしない食材には、犬の大好物がたくさんあります。
しかし、こうした食材を使って毎日愛犬のために調理するのは大変です。なぜなら、人間用と愛犬用と別の食事を作らなければならないからです。
犬の食事についても、カロリーや栄養のバランスについて考えなければなりません。
犬の祖先が元々肉食だったからといって、肉類ばかり与えていたら人間と同様に生活習慣病になってしまうおそれがあります。
偏りのない食事を考えて、毎回手作りごはんを調理するのは難しいと言えるでしょう。
栄養バランスが整った手作りご飯をわんちゃんに食べさせ続けるのは難しいです、、
1回だけつくってあげるにしてもレシピを調べたり大変…
という方は、ぜひ獣医師監修の手作りドッグフード「ココグルメ」を試してみてください。
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作り置きに便利な犬の手作りごはんレシピ1
「犬の手作り混ぜごはん」が作り置きに便利
作り置きできる犬用の手作りごはんとして、サツマイモやカボチャに鶏のささみ肉や缶詰のツナを混ぜた混ぜご飯が挙げられます。
混ぜご飯は犬の好物で、食べやすく消化が良いため、早食いしやすい愛犬にも安心して与えることができます。
混ぜご飯を作ってそのまま冷凍しても良いのですが、先述した通り、野菜と肉魚類を別々に冷凍保存しておけば、長期保存が可能になります。
その場合は、犬に与える直前にこれらのおかずに炊いたご飯と水を混ぜて柔らかくするため少し加熱します。
自由に工夫できる犬の混ぜごはん
犬が好きなサツマイモやカボチャ以外に大根やゴボウなどの根菜などを入れても良いでしょう。
鶏のささみ肉やツナの代わりに、牛豚のひき肉や犬用のコンビーフを混ぜても構いません。
ただし、鶏のささみ肉や牛豚のひき肉は冷凍保存しても日持ちがしないので、保存期間に注意しましょう。
犬の健康を考えるなら、せいぜい1日か2日が限界です。
また、根菜や肉魚のほか、乾燥わかめやひじきを混ぜれば、ミネラル類をバランスよく摂取することができます。
さらに、解凍して愛犬に与える際に、犬用のふりかけをかけてあげれば、より一層食べやすくなるでしょう。
こうして出来上がった手作りごはんを、通常与えている市販のドッグフードの上にトッピングしてあげれば、手作りごはんをそんなにたくさん用意しなくても、十分な食事量を準備できます。
このように作り置きを利用すれば、飼い主の負担を小さくして食事にも変化がつき、愛犬に喜んでもらえます。
作り置きに便利な犬の手作りごはんレシピ2
犬の手作りごはんおすすめレシピ
柔らかくて食べやすい豆腐ハンバーグ
もう一つのおすすめの作り置き手作りごはんは、豆腐ハンバーグです。
豆腐は豊富なタンパク質が摂取できるうえ、柔らかくて消化が良く薄味でも味わえるクオリティの高い食品だと言えるでしょう。
犬にも好まれる食材です。
しかし、豆腐自体は生もので、日持ちがしません。
そこで、豆腐を入れたハンバーグを作って冷凍保存しておけば、しばらくの間手間を省いて愛犬に美味しいおかずを提供できます。
余ったパンを水に浸して柔らかくし、豆腐と卵を練り合わせれば生地が完成します。
人間の食べるハンバーグと同様に、ひき肉を入れても良いのですが、犬の好物であるサツマイモやカボチャなどを練りこんでも良いでしょう。
乾燥わかめやひじきを入れるのも良いアイデアです。
犬の大きさに合わせて食べやすいサイズに丸めて焼き、急速冷却して冷凍保存すれば毎日少しずつ与えることができます。
犬の手作りごはんおすすめレシピ
おからや小麦粉を加えたアレンジも可能
また、豆腐に代わりにおからを利用すれば、安上がりで済みます。
解凍したハンバーグは、細かくほぐして市販のカリカリ食べられるドッグフードの上にトッピングとして乗せることもできます。
小麦粉が余っていたら、山芋といっしょに生地に加えてお好み焼き風にふんわり焼き上げ、食べさせても喜ばれるでしょう。
さらに、お好み焼きらしく、かつお節を入れたらミネラル類の補給もできます。
このように工夫すれば、かさ増しができて、エサ代の節約にもなるでしょう。
犬の手作りごはんを作り置きでも工夫を
日常生活において、飼い犬が感じる楽しみは、散歩と食事に集約されると言っても過言ではありません。
時間の許す限り、個々の犬の好みを重視しつつ、栄養のバランスなどを考慮して愛犬に最適の手作りごはんを作ってあげたいものです。
毎日新たにドッグフードを調理することが難しいとしても、作り置きできる手作りごはんを準備できるようになれば、愛犬の食事に対する期待は高まります。
飼い主の愛情を込めた手作りごはんを用意して、愛犬の生活をより一層充実したものにしてあげましょう。