飼っているトイプードルとじゃれ合っている時に、よく噛まれて痛い思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか?
噛み癖と呼ばれるもので、トイプードルを飼っている人の中には飼い犬の噛み癖が治らなくて困っているという方も多いです。
そこで今回は、トイプードルの噛み癖の正しいしつけ方や噛み癖に関係する病気などについて紹介します。
子犬のときからしつけておくと、矯正効果は高いので、正しいしつけ方法を学んで噛み癖を無くしていきましょう。
トイプードルの噛み癖をしつけるコツ
トイプードルの噛み癖をしつけるコツは、噛んで良いものを区別させるということです。
そして、区別させるために役立つのが噛む玩具です。
飼い犬をかまう時に、そのまま自身の手でかまうと、人間の手を玩具と勘違いして噛み癖が残ってしまうことがあります。
噛む玩具を利用することで、噛んで良いのは玩具と認識させ人間の手を噛まないようしつけることが可能です。
犬用噛む玩具には、犬のストレスを発散するための丈夫で壊れにくい商品が沢山あります。
ちなみに、犬用の噛む玩具は耐久性があるだけではなく、柔らかく犬の歯に優しい商品も多く、犬の健康を考える上でもメリットがあります。
人間が利用する玩具はNG
トイプードルを飼っている飼い主の中には、よく人間が利用する玩具を与える人もいますが、それは犬が誤解する原因になるのでNG行為となります。
人間の玩具など、本来噛むための玩具ではないものを利用すると、成犬になった時にそれを噛んで良い玩具と勘違いしてしまいますので、
しつけをするならちゃんとした噛む玩具を購入して使うことが大切です。
手を噛まれてしまったときは
もし噛んではいけない手を噛まれてしまったときは、遊びを一時中断したり、大げさなジェスチャーによって噛むことはいけないことだよと認識させることもポイントです。
その他、ドッグフードを与える時に、手の上に乗せて与えるのも噛み癖が付いてしまう原因となるので、注意が必要です。
トイプードルの噛み癖のしつけは子犬から!
しつけについては成犬になってからも可能ですが、小さい子犬期からしつけると比較的早く身についてくれます。
成犬ではなく、子犬からトイプードルを飼う方は、いくら甘噛みが可愛く見えても、ダメなものはダメだと心を鬼にしてしつけないと後から泣きを見ることになります。
また、トイプードルに限らず、子犬の多くは人間の子供が何でも口に入れようとするのに似て、何でも噛もうとする習性があります。
身体をなでている時に子犬が甘噛みしやすいので、出来るだけ噛ませないよう、目の前に手をおかないことも大切です。
更に、叱る時には「ダメ」といった特定の言葉を用いるようにすると、噛み癖のしつけだけではなくその他のしつけもしやすくなります。
ちなみに、子犬は遊んで欲しいから噛んでくることがありますので、その場合は遊んであげると子犬の不満やストレスを解消し噛みたくなる衝動を減らしてあげられます。
また、単純にお腹が減っている可能性もありますので、お腹が減っているようならドッグフードを食べさせてあげるのも手です。
そして、しつけをして素直に言うことを聞いてくれた時には、褒めたりドッグフードをご褒美として与えるのもしつけのコツです。
犬は褒められることに喜びを覚えますので噛まなくなったら、沢山褒めてあげると噛み癖も治りやすくなってきます。
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子犬期のトイプードルの噛み癖はいつまで続く?
基本的に子犬は何でも噛む習性がありますが、それは成犬になるにつれて減ると言われています。
理由として生後半年ほどの子犬期は、歯の生え変わりが頻繁に行われる時期でもあり、生え変わりによって歯がむず痒くなり噛むことがあるからです。
成犬になれば歯の生え変わり時期も過ぎるため、子犬期に比べると噛み癖が無くなる犬が多いです。
生まれた子犬はもともと噛む癖がありますので、生後半年は噛み癖が付かないように注意してしつける必要があります。
そして、半年たってもまだ噛むのを辞めない場合は、噛み癖が残ってしまった可能性が高いです。
また成犬になってもしつけ方法は子犬期とほぼ変わりませんので、人間の手を噛まないように噛む玩具を使って遊ぶようにしてあげると噛み癖のしつけが出来ます。
ちなみに、噛む玩具の中には、お菓子としても使える商品や、歯の掃除も兼ねた商品もあります。
犬も人間と同様に歯周病になることがありますので、しつけの際は歯磨きにもなる噛む玩具も役立ちます。
トイプードルが噛む・唸るのは病気?
病気や怪我で噛むケース
トイプードルの噛み癖や唸る癖が治らない原因として、病気や怪我が関係していることもあります。
例えば、病気になって身体にどこか不快感を覚えたり、怪我をして痛いところが出てくれば、
それを紛らわすためにものを噛んだり唸ったりするようになるのです。
ただの癖だと思っていても、実は病気になったり怪我をしていたというケースもありますので、噛み癖を治す前に飼っているトイプードルの健康状態を見ておくと安心でしょう。
高齢になって噛むケース
また、高齢になったトイプードルの場合は認知症で、噛み癖や唸る癖が出てくることもあります。
人間と同じように犬も高齢になると認知症になり、今までと性格が変わってしまったり、噛むことがダメなことを忘れてしまうのです。
認知症になってしまった場合は、しつけをしてもそれを忘れてしまうので、別の対策を練る必要が出てきます。
ストレスなどで噛むケース
その他、ストレスが溜まると犬も人間と同様に攻撃的になり、ストレスを発散して自身を守るために噛んだり唸ることが多くなります。
例えば、出張や仕事で忙しくなり、散歩に行く機会が少なくなったりした場合は、それを解消してあげることが噛み癖や唸り癖解消に繋がるので、積極的にかまってあげましょう。
ストレスと運動不足は、トイプードルにとって良い影響が無く、それが原因で病気になることもあるので注意が必要です。
生き物のしつけのポイントは人間と同じ
人間もしつけは小さい頃から行うのが良いとされていますが、トイプードルも同様に子犬期から行うと効果があります。
更に、人間と同様に、しつけをしてうまく出来たら褒めてあげること、ご褒美をあげることもしつけでは大切なことです。
特に犬は人間のように会話が出来ませんので、ただ頭ごなしに叱るだけでは言うことを聞いてくれないこともあります。
そのため、ドッグフードなど目に見えるご褒美を用意したり、思いっきり褒めてあげるとしつけも捗ります。