トイプードルは人懐こい性格で愛されやすく、利口でしつけもしやすいので飼いやすい犬種とされています。
しかし、飼い主が気づかぬうちに肥満になっていたり、成長が遅れている可能性もあります。
トイプードルは小型犬であり、毛質もふわふわで骨格がわかりにくいゆえに体重の変化に気づきにくいのです。
今回はそんなトラブルをなくすために、改めて正しい餌の量について紹介していきます。
トイプードルの餌の量①子犬 ( ~1歳)
ではここから、トイプードルに与える餌の適正量を見ていきましょう。
高齢犬・老犬 | |
1日に必要なカロリー | 130kcal |
1日の給餌量 | 50g |
与える回数 | 1日2回 |
※成犬時体重3kgのトイプードル、100gあたり400kcalのフードを与える場合を想定
子犬トイプードルへの正しい餌のタイミング
子犬の時期には消化器官が未発達のため、一度にたくさんの量を消化することはできません。
適正量を数回に分けて与える必要があります。
生後4ヶ月目までは最低でも3回以上、理想は5回程度に分けてこまめに与えてあげるようにしてください。
トイプードルの餌の量②成犬 (1歳 ~10歳)
成犬 | |
1日に必要なカロリー | 約260kcal |
1日の給餌量 | 64g |
与える回数 | 1日2回 |
※成犬時体重3kgのトイプードル、100gあたり400kcalのフードを与える場合を想定
成犬トイプードルへの正しい餌のタイミング
成犬の場合は2回に分けて食事を与えましょう。 朝と晩にわけて食事を与えると、比率よくエネルギー供給を行なうことができます。
低血糖を起こしやすいトイプードルの場合、2回の食事の間の時間が空きすぎるのは良くないでしょう。
おやつをあげてもいいですが、1日2,3回程度にし肥満を防ぎましょう。
トイプードルの餌の量③高齢犬 (10歳以降)
高齢犬・老犬 | |
1日に必要なカロリー | 約230kcal |
1日の給餌量 | 56g |
与える回数 | 1日2回 |
※成犬時体重3kgのトイプードル、100gあたり400kcalのフードを与える場合を想定
高齢トイプードルの食事量と健康
高齢犬は成犬と比べて運動量が低下するため、成犬時の給餌量とくらべて目安8割くらいに抑えるのが理想です。
ただし食事量を減らしすぎると元気がなくなり、運動をしなくなるためにさらに食事量を減ってしまうことがあります。
ワンちゃんの様子をしっかりと観察してあげるようにしましょう。
理想としてはおやつなどの間食は控えつつもご飯はしっかり食べさせて、散歩や遊びなどの運動させてあげるという心がけをしてあげましょう。
高齢犬になると今まで食べ続けてくれたフードを急に食べなくなってしまう時があります。
特にドライフードばかりを与えていると、咀嚼力の低下から食事を食べにくくなってしまいます。
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トイプードルの餌の量は運動量なども目安に
上記の量・タイミングはあくまで目安量です。
現在与えているドッグフードのパッケージに記載されているカロリーを参考にワンちゃんの適切なごはんの量を考えましょう。
犬の運動量によっても必要なご飯の量が変わるため、一度かかりつけの獣医さんに相談して適切な量を計算すると良いでしょう。
獣医さんに相談する以外で愛犬の正しい食事量を考えることができるのでしょうか?
トイプードルの餌の食べ方をチェック
トイプードルの餌の食べ方に注目しましょう。
いつも餌を残している場合には、量が多すぎる可能性があります。
反対に餌がもうないのにずっと器を舐め続けている場合には、餌が少ない可能性があります。
トイプードルの運動量をチェック
愛犬の運動量、カロリー消費量によっても食事の量は異なります。
一般的には犬の1日の運動量は「30分程度の散歩を1日2回」程度と言われています。
30分ほど歩いた場合は約2kmほどの距離になります。
餌の理想量も、その計算に合わせたものとされています。
ドッグランで走り回っている犬や1日の散歩が1時間以上の犬など、運動量が他の犬より多い場合には餌の量も多くする必要があるでしょう。
反対に老犬の場合や、障害があって運動ができないなどの理由で運動量が少ない場合には餌の量を少なくしましょう。
一般的に正しい餌の量の目安を知るとともに、皆様の愛犬にあった餌の量を知りそれを与えることが飼い主さんの責任です。
愛犬の変化に敏感であり、正しい健康管理を行ないましょう!
トイプードルのウンチの状態をチェック
トイプードルが下痢や嘔吐を繰り返す場合、食事の消化不良によるものかもしれません。
さらに普段の便の状態から、食事量が適切かどうかを参考にすることもできます。
同じドックフードを与えているのにも関わらず、便が小さくコロコロしている場合は食事量が少ない可能性が、一方で便が柔らかい場合は食事量が多い可能性があります。
便の状態をチェックしながら、愛犬にあった食事量を探しましょう。
トイプードルの餌の量を間違えるとどうなるの?
消化不良になる
わんちゃんが餌によって、消化不良を起こす原因はいくつか考えられます。
- 餌の量が多すぎる場合
- 餌の量が少なすぎる場合
- 食事が合っていない場合
餌の量が多すぎる場合は肥満に繋がり、犬の肥満は人間と同じく血管や心臓に負担を与えるため、心筋梗塞や血管梗塞のリスクが高くなります。
反対に食事の量が少なすぎるのも危険です。
子犬の時期は特に正しい量の餌を与えないと、正しく成長できないだけではなく、成犬であっても食事の量が少ない場合は低血糖を起こして倒れてしまうこともあります。
また、小型犬はもともとヒザの病気になりやすい傾向があります。
肥満や子犬の時期に栄養が不足することによって老犬になったときに歩行が困難になる可能性が高くなります。
食事が合っていない場合は消化不良をおこし、嘔吐や下痢などの消化器症状や発疹などの皮膚症状ががみられることもあります。
消化不良の見分け方①うんちの異常
消化不良のわんちゃんのうんちは下痢や軟便になりやすくなります。
消化不良によって何度もお腹がゆるくなり、排便行為を繰り返すことがしばしば見受けられます。
ワンちゃんにとっても辛い状況にあると言えるでしょう。
排泄行動だけでなく、便そのものの状態から犬の体調を推測することもできます。
下痢のときは粘膜便になりがちですが、赤い血便や粘液が混ざっているような便の場合は、肛門周囲に問題が生じている可能性が高いです。
赤黒い血液がうんちに付着しているときは胃腸に問題が起こっている可能性が高いです。
嘔吐やうんちの異常は2,3回で治まるようなら心配はいりません。
しかし、症状が数日繰り返すようなら一度動物病院を受診すると安心です。
消化不良の見分け方②嘔吐
まずはじめに挙げられる代表的な症状は「嘔吐」です。
嘔吐は胃にある食べ物が、小腸に流れることができずに、食道を逆流して口から出てしまう状態で、 嘔吐の原因として食べ過ぎや、ストレスが考えられます。
定期的に外で遊ぶ時間を作ってあげたり、家の中でもできるだけストレスを感じないような取り組みをすることで、消化不良を防ぐ一助となるでしょう。
運動が増えれば与える餌の量も変わってきます。
消化不良と給餌量は密接な関係にあるのです。
肥満になる
トイプードルに餌を普段から多めに与えていた場合や、適正量を与えていたとしても十分な運動ができていない場合は肥満になってしまいます。
トイプードルの適正な体型は体格によりますが、「皮膚の上から肋骨を触ってギリギリ感触がわかるくらい」というのが理想の体重です。
肋骨にさわれないくらい脂肪がついている場合は、肥満体型です。
肥満になると、内臓や消化器などさまざまな部位に負担がかかるため、病気に繋がることもあります。
トイプードルのような小型犬が肥満になると膝の病気が発症しやすくもなります。
逆に量が少なすぎる場合も低血糖や正しく成長できないなどの問題が生じます。
少食のトイプードルだと、適正な量をお皿に持っても食べ切ってくれないことが多々あります。
しかし、自分が十分にお腹がすいたら食事をするという本能を持っているので、飢餓状態になるまで全く食べないということはありません。
食が細いまま高齢になると栄養不足になりやすいので、食いつきの良いドッグフードを探して若いうちから食事をキチンと食べてくれる工夫を心がけてくださいね。
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トイプードルの餌の量を調整して快適な毎日を!
いかがでしたか?
トイプードルのフードについての記事は以上になります。
フード以外にもトイプードルを飼う上で知っておきたい情報はまだまだあります。
こちらの記事に必要な情報をまとめていますので、トイプードルの購入を検討されている方はもちろん、既に飼っている方も是非一度ご覧ください。
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