愛犬のための防災グッズ一覧
絶対に欠かせない必須アイテム
わんちゃんを飼っている皆様は、愛犬用の防災グッズは何を準備したらいいか迷いませんか?
今回は突然の災害に備えて、大切な愛犬のための準備を万全にしていくためにお手伝いさせていただきます。
いざという時に愛犬を守れるのは、飼い主さんだけです。まずはどんなワンちゃんにも共通して、絶対に欠かせない必須の防災グッズについてお話ししますね。
まずは、なんといっても毎日のご飯です。災害発生後、すぐに支援物資が届くとは限りませんし、いつもと同じフードが手に入るとも限りません。
特にアレルギー対応食や療法食を食べている子の場合は、より深刻な問題になります。環境の変化でストレスを感じやすい災害時だからこそ、普段から食べ慣れているご飯が何よりの安心材料になります。
最低でも7日分、できればそれ以上を用意しておきましょう。お水も同様に7日分以上あると安心です。
そして、ご飯を食べるための食器も、できればいつも使っているものを用意してあげましょう。見慣れない食器だと、緊張してご飯を食べてくれない子もいます…
また避難所での共同生活を想定すると、トイレの準備も欠かせません。ペットシーツを多めに用意し、排泄物を処理するための袋やティッシュなどもまとめておくと、周りの方々への配慮にもつながり、衛生的な避難生活のマナーを守ることができます。
最後に、ワンちゃんが落ち着ける空間を確保するためのクレートです。避難所では多くの人や他の動物と過ごすことになります。
そんな時、いつも使っているクレートがあれば、ワンちゃんが心から安心できるパーソナルスペースになってくれます。
日頃からクレートで過ごすことに慣れさせておくことも、大切な防災対策の一つですよ。
愛犬に合わせたアイテム
ワンちゃんのための防災グッズは、みんなが同じものだけで良いというわけではありません。
ワンちゃんにもそれぞれ個性や性格、健康状態に違いがあるため、必須アイテムに加えて、その子に合わせたグッズを準備してあげることがとても大切なんです。
例えば、持病があって毎日お薬を飲んでいる子の場合、その薬は命綱とも言えるものです。災害時には動物病院もすぐに機能するとは限らないため、普段から飲んでいる薬は、必ず多めにストックしておきましょう。
アレルギーがある子のための特別なフードや、お腹が弱い子のためのサプリメントなども同様に、忘れてはいけない大切なアイテムです。
また、慣れない避難生活でのストレスを少しでも和らげてあげる工夫も必要です。お気に入りのおもちゃや、いつも使っているブランケットなど、その子の匂いがついたものがあると、ワンちゃんはとても安心します。
飼い主さんの匂いがついたタオルなども良いですね。ささいなことに思えるかもしれませんが、この慣れた匂いが、不安な気持ちを落ち着かせてくれるお守りのような存在になるんです。
そして、ワンちゃんの年齢に合わせた備えも考えてあげましょう。まだ小さなパピーや、体力が落ちてきたシニア犬は、自分で上手に体温調整をすることが苦手な場合があります。
夏であれば暑さ対策のグッズ、冬であればペット用のカイロや暖かい服などを準備しておくと安心です。
特にシニア犬の場合は、普段から使っている介護用品、例えばおむつや歩行を補助するハーネスなども防災グッズに加えておくと、いざという時に慌てずにすみますよ。
愛犬のライフステージや普段の生活を考慮して、愛犬だけのパーソナル防災グッズを備えてあげてください。
季節や状況に合わせたアイテム
災害は、私たちの都合の良い季節に起こってくれるとは限りませんよね。真夏の暑い日かもしれませんし、凍えるような冬の夜かもしれません。
そのため、基本的な防災グッズに加えて、季節や状況に合わせたアイテムを準備しておくことも、愛犬の命と健康を守るためにはとても重要になります。
例えば、夏の避難生活で一番心配なのが熱中症です。停電でエアコンが使えない状況も考えられるため、体を冷やすための冷却マットや、電池で動く小型扇風機などがあると重宝します。
こまめな水分補給も欠かせませんし、蚊などが増える季節でもあるので、ペット用の害虫対策スプレーなども準備しておくと安心ですね。
逆に冬の災害で気をつけたいのは、寒さによる霜焼けや低体温症です。避難所の床は冷たいことが多いので、クレートの中に敷く暖かい毛布やマット、ペット用のカイロなどでしっかりと保温してあげましょう。
寒がりな子には、暖かいお洋服を一枚用意しておくだけでもずいぶん違いますよ。
また、梅雨や台風の時期など、雨季の災害も想定しておく必要があります。雨の中を移動する際にレインコートがあれば、ワンちゃんの体が濡れて体温が奪われるのを防ぐことができます。体を拭くための吸収性の良いタオルも多めに準備しておくと良いでしょう。
さらに、災害時には停電が起こることも少なくありません。夜間、真っ暗な中でワンちゃんのお世話をしたり、様子を確認したりするのはとても大変です。
防災リュックの中に、ペットの首輪につけられる小さなLEDライトや、ヘッドライトなどを入れておくと、両手が自由になって安全にお世話ができるのでおすすめですよ。
定期的な管理と見直しの必要性
定期的なグッズの見直し
愛犬のための防災グッズ、これで完璧と安心してはいませんか。実は、防災グッズは一度準備したら終わりではないんです。
せっかく用意したのに、いざという時にフードの賞味期限が切れていたり、今の愛犬の身体に合わなかったりしたら大変ですよね。
そうならないためにも、定期的な管理と見直しがとても大切になります。
見直しのタイミングは、年に2回くらいを目安にするのがおすすめです。例えば、9月の防災の日や、季節の変わり目の衣替えの時期など、ご家庭のイベントと合わせて習慣にしてしまうと忘れにくいかもしれません。
まずチェックしたいのが、備蓄しているフードやおやつの賞味期限です。期限が近付いているものは、普段のご飯やおやつとして食べさせてあげて、その分を新しく買い足しましょう。
このように、普段の食事で消費しながら常に新しいものを備蓄していく方法を、ローリングストック法と言います。
これならフードを無駄にすることなく、いつでも新鮮なご飯を備えておけるので、ぜひ試してみてくださいね。
そしてもう一つ大事なのが、愛犬自身の変化に合わせてグッズを見直すことです。ワンちゃんは私たちよりずっと早く成長し、歳を重ねていきます。
子犬の頃に準備したハーネスがもう小さくなっていたり、シニアになって新しくお薬や介護用品が必要になったり、ライフステージの節目で必要なものは大きく変化します。
定期的な見直しのタイミングで、今のこの子に本当に必要なものは何かを考え、グッズの入れ替えをしてあげましょう。
これは、愛犬の成長と健康を再確認するとても良い機会にもなります。
おすすめの備蓄フード
ココグルメ・レトルト
ここまでで、災害への備えの重要性や、適切な管理の必要性がわかっていただけたのではないでしょうか。
非常時という特殊な環境下では、犬もストレスから食欲不振に陥りがちです。そんな時に頼りになるのが、手作り品質と美味しさにこだわった「ココグルメ・レトルト」です。
ココグルメ・レトルトは、国産の新鮮な肉や野菜を使い、人間が食べるものと同じ基準で調理された総合栄養食です。
低温加熱調理によって素材本来の風味や栄養が保たれており、嗜好性が非常に高いため、災害時のストレスで食欲が落ちてしまった愛犬でも喜んで食べてくれることが期待できます!
最大の利点は、レトルトパウチによる長期常温保存が可能である点です。製造から約2年間の賞味期限があり、いざという時のためにストックしておくのに最適。
軽量でかさばらないため、避難時に持ち出しやすいのも嬉しいポイントです。
また、水分含有量が多いウェットフードなので、食事と同時に水分補給ができる点も災害時には大きなメリットとなります。
断水などで飲水が十分に確保できない状況下でも、愛犬の健康維持をサポートしてくれます。
普段の食事としても与えられるため、ローリングストックにも適しています。食べ慣れた美味しいごはんがあることは、災害時の愛犬にとって大きな安心に繋がるでしょう。
栄養バランス、美味しさ、保存性、利便性を兼ね備えたココグルメ・レトルトは、万が一の事態に備える、災害時備蓄用ドッグフードにおすすめです!