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災害時に愛犬の命を守る!今からできる対策と心の準備について

最終更新: 2025.09.18
災害時に愛犬の命を守る!今からできる対策と心の準備について
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防災対策としての事前トレーニング

クレートトレーニング

 災害や避難という非日常的な状況では、わんちゃんも私たちと同じように大きな不安やストレスを感じてしまいます。

 この記事では、そんな緊急時に役立つ、今からできる防災トレーニングについてご紹介いたします!

 日常に大きな変化が起こる災害発生時、わんちゃんにとって心から安心できる場所が一つでもあれば、その心の負担は大きく変わってくるはずです。

 そのために、ぜひ今日から始めていただきたいのがクレートトレーニングです。災害時の避難所では、基本的にクレートの中で過ごす時間が長くなります。

 だからこそ、普段からクレートを罰を与える場所ではなく、自分だけの安全なテリトリーだと教えてあげることが、とても大切なしつけになるのです。

 まずは、わんちゃんに合ったクレート選びから始めましょう。クレートのサイズは、わんちゃんが中で立ったり、向きを変えられたりするくらいの大きさがちょうど良いとされています。

 広すぎると逆に落ち着かないこともあるので、体に合ったサイズを選んであげてくださいね!

 素材も布製やプラスチック製など様々ですが、避難先での生活を考えると、丈夫でお手入れがしやすいプラスチック製がおすすめです。

 クレートの準備ができたら、いよいよ練習のスタートです。最初から中に入れようとせず、まずはおやつなどを使ってクレートに良い印象を持たせることから始めます。

 クレートの中におやつを投げ入れたり、お気に入りのおもちゃを入れたりして、わんちゃんが自ら入るように促してみましょう。

 この練習を繰り返すことで、クレートへの警戒心が少しずつ解けていきます。この慣れのステップを焦らず、わんちゃんのペースに合わせてあげることが成功の秘訣です!

 クレートが安心できるお気に入りの場所になれば、いざという時の避難もスムーズになり、わんちゃんの心身の安全を守ることに繋がります。

 また飼い主さんのコマンドでクレーに入る練習も重要です。必要なときに愛犬がスムーズにクレートに入ってくれることで飼い主さんの負担も減ることでしょう。

無駄吠え防止トレーニング

 被災時の避難所生活を想像した時、多くの飼い主さんの頭をよぎるのが、愛犬の吠えの問題ではないでしょうか。

 周りの方々に迷惑をかけてしまうのではという不安から、避難所へ行くこと自体をためらってしまうかもしれません。でも大丈夫です!

 わんちゃんがどうして吠えるのかを理解し、日頃から少しずつ練習を重ねることで、その心配はきっと軽くなりますよ。

 災害時という特殊な環境では、わんちゃんは慣れない場所や物音、たくさんの知らない人たちに囲まれて、強いストレスや恐怖、興奮を感じています。

 吠えるという行動は、そうした気持ちのサインである可能性が考えられます。まずは、わんちゃんの気持ちを理解してあげることが第一歩です。

 その上で、日頃から社会化トレーニングを取り入れ、いろいろな人や音に慣れる機会を作ってあげると、いざという時のストレス耐性を高めることに繋がります。

 具体的な練習としては、インターホンなどの音に反応して吠えてしまう場合に、吠えなかった時に褒めておやつをあげるということを繰り返す方法があります。

 また、興奮してしまった時に「ハウス」や「おすわり」など、わんちゃんが得意な指示を出して、意識をそらし冷静になる時間を作ってあげるのも良い方法です。

 大切なのは、飼い主さん自身がパニックにならず、落ち着いた態度で接してあげること。飼い主さんの冷静な声と態度は、わんちゃんにとって一番の安心材料になります。

 このようなトレーニングを日頃から行うことで、被災時にも周囲への心配を減らして、愛犬と少しでも穏やかな避難所生活を過ごすことができそうですね。

もしものための迷子対策

マイクロチップと迷子札

 地震や水害など、災害時の混乱の中でパニックになったわんちゃんが逃げ出してしまったり、避難の途中で離れ離れになってしまったり…考えたくないことですが、実際に起こりうることです。

 「うちの子はいつもそばにいるから大丈夫」と思っていても、もしもの備えはとても大切です。そんな愛犬の命綱となるのが、マイクロチップと迷子札による二重の備えです。

 マイクロチップの装着は、近年わんちゃんを飼育する上での大切な務めの一つになりましたね。

 これは、専用のリーダーで読み取ることで個体を識別できるマイクロチップ番号が記録されているものです。

 動物病院や保護施設でこの番号を照会することで、登録された飼い主さんの情報にたどり着くことができます。

 一度装着すれば体からなくなる心配がないという大きなメリットがありますが、リーダーがなければ情報を読み取れないというデメリットもあります。

 そこで活躍するのが、昔ながらのアナログな迷子札です。首輪やハーネスにつけた迷子札は、わんちゃんを保護してくれた人がその場で連絡先を確認できるという、とても大きなメリットがあります。

 マイクロチップと迷子札、両方を用意しておくことで、それぞれの長所が短所を補い合い、わんちゃんがあなたのもとへ帰ってこられる可能性がぐっと高まります。

 これこそがより安心な二重の備えです。迷子札には、わんちゃんの名前と、すぐに繋がる飼い主さんの携帯電話番号を記載しておくのがおすすめです。

 今日からでもすぐに始められる迷子対策、ぜひ実践してみてくださいね。

飼い主の心の準備

パニックに備える

 防災グッズを揃え、迷子札の装着や愛犬のトレーニングもした。でも、本当に災害が起きた時、自分は落ち着いて行動できるだろうか…。

 そう感じたことのある飼い主さんは、少なくないはずですよね。実は、その気持ちこそが、愛犬を守るための最も大切な準備に繋がります。

 災害時に本当に愛犬の命を守るのは、最新のグッズではなく、飼い主さんの冷静な判断なのです。

 わんちゃんは私たちの感情を敏感に察知します。飼い主さんがパニックになると、その不安はすぐに伝わり、わんちゃんも混乱してしまいます。

 これでは、安全なはずの避難行動もスムーズにはいきませんよね。だからこそ、私たち飼い主の精神的な準備がとても重要になるのです。

 そのために、ぜひ事前に行っていただきたいのが、定期的な防災シュミレーションです。

 「もし今、大きな地震が来たら、まず何をする?」「避難する時のわんちゃんの誘導方法は?」「同伴避難が可能な避難場所はどこだっけ?」など、具体的な場面を想像してみてください。

 こうして一度でも頭の中で対応を考えておくと、いざという時に体が動きやすくなります。

 また、地域のハザードマップを確認したり、避難所の情報を家族と共有しておくことも、心の余裕に繋がります。

 こうした一つ一つの小さな準備と想像が、パニックを防ぎ、あなたと愛犬を守るために非常に大切な心の備えになるはずです。

 今からできる災害対策はグッズの準備だけではありません。愛犬のトレーニングや、飼い主さんの心の準備が、もしもの時の愛犬を守ることにつながります。

 いつ起こるかわからない災害に備えて、「今から」少しづつ準備していきましょう。

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