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獣医師が教える愛犬の夏バテの症状と対処法!予防法やなりやすい犬種も

最終更新: 2023.09.05
獣医師が教える愛犬の夏バテの症状と対処法!予防法やなりやすい犬種も
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暑い夏場は人も犬も夏バテしやすいものです。

夏バテは、熱中症や脱水症状につながり、ときには重篤化するおそれがあるため、そのまま放置してはいけません。

人間はだるさや食欲不振を言葉で訴えることができますから、直ちに対処できます。

しかし、犬は言葉を話せないので飼い主が愛犬の様子から夏バテになったかどうか察してあげるしかありません。

犬が夏バテした時には、どんな症状が現れるのでしょうか?

犬が夏バテになった時の状況や夏バテの兆候について解説しましょう。

 

犬の夏バテの症状①ぐったりしている

愛犬の動きがいつもより鈍いときは夏バテを疑いましょう

犬の夏バテの症状として、まず元気がなくなるという点が挙げられます。

これは人間と全く同じで、一番わかりやすい夏バテの症状だと言えるでしょう。

いつもは飼い主の姿を見ると嬉しそうに尻尾を振って駆け寄ってきたのに、呼びかけても軽く顔を上げて飼い主を見るだけで、ぐったりとしてうずくまったまま動かない時などは、特に病気でなければ夏バテを疑いましょう。

もっとも、息苦しそうにしていたり、細かい痙攣を起こしたりしている時は要注意です。

単なる夏バテを通り越して、熱中症に陥りかけているサインだからです。

病気を疑うほど元気がないというわけではないけれど、何となくだるそうにしていて反応が鈍いという段階でも、夏バテの可能性が高いと言えます。

寝そべったままの状態でいつもより多くよだれを垂らしている時も同様です。

日頃から愛犬の様子を観察することが大切

この微妙な変化は、日頃から愛犬をよく観察していないとわかりません。

愛犬の様子を見慣れていないと、機嫌が悪いのか、お腹が痛いのか、あるいは夏バテなのか判別がつかないのです。

多少呼吸が荒くなっていても、犬は元々ハアハア息をするものだと思っていたら、その変化に気付くことはないでしょう。

愛犬の「静」と「動」の両面について、どれくらいがノーマルな状態なのか把握しておくことが飼い主にとって非常に大切です。

愛犬の夏バテのサインは?おすすめの食事や対策を紹介

犬の夏バテの症状②食欲がなく、食が細い

大好物のドッグフードを与えても反応せずそっぽを向いてしまう時は、夏バテの疑いがあります。

一応義理堅く口をつけてもほんの少ししか食べない時も、夏バテの可能性を考えなければなりません。

元気があっていつものように活動的なのに食欲がないときは、夏バテの可能性が高いと言えます。

特に、おやつだけ食べて栄養分の高いドッグフードを食べようとしない際は、夏バテのケースが多いのです。

こうした場合は、おやつだけ食べるからといって、おやつばかり与えてはいけません。愛犬が摂る栄養が偏ってしまいます。

犬の夏バテの症状③睡眠時間が長い

犬が夏バテになると、元気を失い、食欲もなくなって活動が鈍り、必然的に眠る時間が増えます。

もちろん、長時間眠ることによって、体力を回復しようと努めている面もあるのですが、だるいから寝てばかりの生活になり、寝てばかりだと更にだるくなるという悪循環に陥ってしまうのです。

犬は夜行性ではなく、人間と同様に夜眠りにつき朝目が覚める動物なので、この生活のリズムが崩れたら、夏バテで体調を崩したと考えることも必要です。

このような状態が続くと、運動不足によりさらに食欲が低下して活動意欲がなくなってしまうでしょう。

適切な栄養分を摂って体力を回復し、きちんと運動するようになれば、一定の睡眠時間だけで疲労回復できるようになります。

犬の夏バテの症状④散歩を嫌がる

夏バテの犬が散歩を嫌がる理由

犬にとって散歩は至上の喜びであり、毎日の散歩が楽しみとなっている愛犬は多いでしょう。

しかし、夏バテした犬は、その散歩さえ嫌がるようになることがあります。

これも、食欲不振で体力が低下し、暑い屋外に出たがらなくなるからです。

特に、日光で熱せられたアスファルト道路の上が散歩コースとなっている犬にとって、夏バテになった時の散歩は魅力的とは言えません。

しかし、散歩しないとストレスが溜まってイライラするうえ、運動不足で益々食欲不振が酷くなります。

散歩に代わる運動をさせましょう

そこで、小型犬なら、アスファルト道路の上は飼い主が抱っこして移動し、公園の土の上だけ散歩させるといった工夫が必要です。

散歩に出なくても、室内でボール遊びなどに興ずる元気のあるうちは、散歩に代わる遊びを提供して体を動かすよう促しましょう。

ただし、肉球が白く変色していたり、散歩させた際に足元がふらついたりしたら、熱中症にかかっている可能性が高いので、無理をさせず獣医に連れて行った方が良いです。

犬の夏バテの症状⑤下痢や嘔吐がある

食欲不振や運動不足が続いたり、夏場の高温多湿にさらされていると自律神経が乱れ胃腸の不調をきたすようになります。

そのため、夏バテになっている犬は下痢や嘔吐をするようになります。

下痢や嘔吐による脱水がさらに夏バテを助長しますので、注意が必要です。このような症状が認められましたら、動物病院に連れて行ってあげましょう。

脱水症状の確認方法

下痢や嘔吐によって脱水があるかどうかを確認することは、夏バテを予防する以外にも愛犬の体調を知る指標として重要です。

脱水症状の確認方法に関しては大きく2つあります。

皮膚のハリ、弾力性をみる

一つ目は、皮膚のハリ、弾力性をみる方法です。

肩甲骨や背中の皮膚を親指と人差し指でつまんで、少し持ち上げます。

離すとすぐに戻っていきますが、脱水がある状態だと元に戻るまでに時間がかかり、2秒以上かかると脱水を疑います。

口腔粘膜を触る

2つ目は、口腔粘膜を触ってみる方法です。

犬も人と同じように口の中の粘膜は湿っていることが多いですが、脱水状態になると口の中は乾いて湿り気を感じなくなります。

また、歯茎を指で押さえて離した時の反応をみることも有効です。

押さえた部分が白くなった後すぐにピンク色に戻る場合は正常ですが、戻るのに1秒以上時間がかかる場合は脱水などの循環不全が疑われます。

普段から脱水状態を確認することで、異常にすぐ気づける様になります。

夏バテ以外の病気の場合でも使えますので、愛犬の体調管理の指標として普段から確認するようにしましょう。

https://coco-gourmet.com/archives/17

https://coco-gourmet.com/archives/284

夏バテと熱中症の違い

夏バテは、夏場の高温多湿な気候や、脱水症状などにより食欲不振や活動性の低下、疲れやすくなるなど体調を崩すことの総称を指します。

一方、熱中症は夏場の激しい運動や、体が暑さに慣れていない状態での気温上昇、長時間高温な状態にさらされるなどにうまく適応できず体温が上昇してしまう状態です。

症状としては嘔吐や虚脱、進行すると全身性のけいれん、高熱による臓器障害などが生じて命に関わります。

特に犬は体温調節が苦手な動物ですので、夏バテや熱中症には注意が必要です。

飼い主さんがしっかりと室内温度を調節し、水分補給を促すなど管理してあげましょう。

愛犬が夏バテになる原因

夏バテの原因は自律神経の乱れと言われています。

夏場の気温上昇や室内の冷房が効いている環境と外の環境の気温の差に体温調節が追いつかず、自律神経のバランスが乱れてしまいます。

その結果、睡眠リズムが乱れたり、食欲低下、嘔吐下痢などが引き起こされ、さらに自律神経のバランスが崩れていくという悪循環が繰り返され夏バテは悪化していきます。

夏バテしやすい犬種

体温調節が苦手で夏バテしやすく注意が必要な犬種も存在します。

ここからは、夏バテしやすい犬種について解説していきます。

ダブルコートの犬種

「ダブルコート」と呼ばれる二層構造の被毛を持つ犬種は寒さには強いのですが、夏場の体温調節は苦手であり夏バテしやすい犬種です。

  • ゴールデンレトリーバー
  • ポメラニアン
  • シベリアンハスキー
  • バーニーズマウンテンドッグ
  • マルチーズ
  • シーズー

などが挙げられます。

こういった犬種は、日本よりも涼しい気候が原産国であるため日本の夏の様な高温多湿の環境は苦手な傾向があります。

短頭種

短頭種も体温調節が苦手です。

  • パグやフレンチブルドッグ
  • ボストンテリア
  • シーズー

などが挙げられます。

こういった犬種は、生まれつき鼻の穴が小さかったり、気道がつぶれてしまっていたりと呼吸器系の病気が多い犬種です。

犬は、呼吸によって熱を発散し体温を調節していますが、短頭種でうまく呼吸することができない子の場合は体温調節も苦手な傾向にありますので注意が必要です。

愛犬の夏バテをそのままにすると...

愛犬の夏バテは軽度ですと時間が経てば治ることもありますが、重度の場合さらなる自律神経の乱れを引き起こしどんどん症状が悪化していくことがあります。

さらに夏バテによる脱水症状や自律神経の乱れにより、体温調節がうまくできず、熱中症になってしまうことがあります。

熱中症が進行すると、全身性のけいれんや血圧低下、ショック症状などを引き起こし命を落としかねない状態になりますので注意が必要です。

愛犬が夏バテになったときの対処法

愛犬が夏バテになった時の対処法としては、まず涼しい場所に移動させて体温調節しやすい環境を作ってあげることが大切です。

また、脱水状態を改善させるためにお水を飲ませてあげて水分補給してあげましょう。

ドライフードをあげている場合はお湯でふやかしてあげるか、嗜好性が高く水分が多く含まれているウェットフードに変更してみることもおすすめです。

夏バテの予防方法

夏バテは進行すると体調を崩したり、熱中症になりやすくなったりするため、ぜひ普段から予防を心がけていきましょう。

夏バテは、水分補給や温度管理や食事変更などで対策することが出来ます。

水分補給

水分補給をすることは、夏バテを予防すること以外にも体の代謝を上げ、愛犬の健康を保つためにも重要です。

愛犬の飲み水を絶やさないようにしてあげる環境を作りましょう。

また、ドライフードをお湯でふやかしてあげたり、ウェットフードを食べさせることで水分摂取量を増やしてあげることが夏バテ予防には大切です。

温度管理

犬は体温調節が苦手なため室内の設定温度は、25度以下、湿度も60%以下に設定しましょう。

また、散歩の時間帯も早朝や日が落ちて涼しくなった頃などあまり暑くない時間帯に行うようにしましょう。

このような温度管理や散歩の工夫で犬に負担がかからない快適な環境作りをしていくことが大切です。

食事を変える

夏バテの時には、食欲も低下しているので食事の工夫も必要です。

食欲をあげるためには、ささみや肉の茹で汁でドライフードをふやかしたり、嗜好性の高いウェットフードに変更することがおすすめです。

また食事では、疲労回復に重要なビタミンB群やたんぱく質、アミノ酸などを補給してあげましょう。 豚肉や夏野菜のトマト、スイカなどは犬も食べることができる食材としておすすめです。

普段の食事にトッピングしたりおやつとして与えるのが良いでしょう。


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お散歩の時間が辛そうであったり、まだ気温が高い時間帯のお散歩の時には着させてあげましょう。

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夏バテで食欲が低下した子のおやつとしてあげてみるのが良いでしょう。

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夏バテの症状は何日様子を見るべき?

夏バテの症状は、何日様子を見るべきかと明確に決められているわけではなく、獣医師さんも実際に診察してみないと判断することができないことがほとんどです。

そのため一度、動物病院で診察してもらいましょう。

また、下痢や嘔吐、食欲不振により脱水がある場合には、動物病院に連れていって点滴してもらうと元気になることがありますので、早めの受診をおすすめします。

特に老犬に関しては、夏バテからどんどん体調を崩していってしまうこともあり得ますし、夏バテではなく病気が隠れている可能性もありますので、しっかり検査してもらいましょう。

子犬や老犬の夏バテ対策

体の機能が整っていない子犬や、体力が衰えている老犬は、夏バテしやすい傾向があります。

ここからは、老犬や子犬における夏バテ対策について解説していきます。

老犬

水分補給

人も動物も、高齢になると喉の渇きを感じにくくなることがあります。

また、筋肉量が低下して体内に貯留できる水分量が減るため、脱水状態に陥りやすくなります。

そのため、食事や散歩の前後に頻回で水分を補給させてあげることが大切です。

食事の工夫

食事に関しても、水分補給できるようにふやかしたドライフードやウェットフードを与える様にしましょう。

また、筋肉量の低下を防ぐためにたんぱく質は積極的に摂取することが大切です。

ささみなどの良質なたんぱく質を与える様にしましょう。

散歩の時間

高齢犬になると、散歩にいきたがらないなくなるかもしれません。

しかし、散歩で定期的な運動をしてあげないと体力、筋肉量の低下に繋がります。

このような体力の低下は夏バテに繋がりますので、散歩で定期的な運動をするように心がけましょう。

また夏場の散歩は体に負担がかかりますので、朝や夕方の涼しい時間帯に散歩するようにしましょう。

子犬

水分補給

子犬は、まだ体の免疫力や機能が整っていないため、夏バテになりやすいです。

また体温調節や水分摂取なども自分でうまくできないことも考えられますので、夏場は涼しい環境づくりと頻回に水分を摂取させるようにしましょう。

温度管理

子犬は体温調節が自分でうまくできない子も多いです。

夏場はこまめに触って体が熱くなっていないか、呼吸状態が安定しているかどうかなどを見つつ室温を過ごしやすい温度に設定してあげることが大切です。

日頃から愛犬の様子を観察して異変に気付ける飼い主になりましょう!

夏バテは、疲労感に襲われて元気がなくなるだけでなく、熱中症や脱水症状につながる危険な現象です。

愛犬の夏バテをいち早く察知し、重篤化を防ぐためには、いつもと違う犬の様子に気付かなければなりません。

愛犬の食事や排便の様子を日頃から観察して健康な時の状態を把握し、少しでも異常があれば水分補給といった夏バテの対策を講じましょう。

足のふらつきや痙攣など、危険な兆候が見られた場合は、直ちに動物病院に連れて行き、獣医の診察を受けさせなければなりません。

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