> 愛犬家コラム > 犬の病気・健康 > ワンちゃんのためのペット資格!国家資格との違いと、今注目の民間資格6選

ワンちゃんのためのペット資格!国家資格との違いと、今注目の民間資格6選

最終更新: 2025.11.27
ワンちゃんのためのペット資格!国家資格との違いと、今注目の民間資格6選
\ SNSで友人にシェアしよう /

 わんちゃんに関わるお仕事がしたい、愛犬のためにもっと深い知識を身につけたいと思ったとき、まず気になるのが資格のことかもしれません。

 実はペットの資格と一口に言っても、国が認める国家資格と、民間団体が認定する民間資格の2種類に大きく分けられるんです。

 それぞれに特徴や取得の難易度が全く違うので、それぞれの特徴を見てみましょう!

 この記事では、民間資格に注目してそのたくさんの種類や、取得方法についてご紹介いたします。

ペットに関する資格

国家資格

 国が法律に基づいて個人の能力や知識を判定し、特定の職業に従事することを認めるのが国家資格です

 これを持っていると、社会的な信用度が段違いに高くなります。そして何よりの大きな特徴は、その資格を持っていないと行ってはいけない独占業務があるということ。

 たとえば、わんちゃんの病気を診断したり手術をしたりするのは、獣医師という国家資格がないと絶対にできませんよね。これが独占業務と呼ばれるもので、法律で厳格に守られている権限なんです。

 そして最近、ペット業界で大きな話題になったのが愛玩動物看護師です。

 これまで動物病院の看護スタッフは民間資格のみでしたが、法改正によって新たに国家資格として誕生しました!

 これにより、獣医師の指示の下であれば、採血やカテーテル留置といった医療行為の一部を行えるようになったんです

 これは動物医療の現場において革命的な変化であり、これから動物医療を目指す方にとって非常に注目度が高い資格となっています。

 ただ、こうした国家資格を取得するのは決して簡単ではありません。指定された大学や養成所で数年間学び、決められたカリキュラムを修了してようやく受験資格が得られます

 その上で、年に1回の国家試験に合格しなければなりません

 時間も学費もかかりますが、その分だけ就職や独立においては最強の武器になりますし、一生もののキャリアを築くことができる確かな道だと言えますね。

 ペットの国家資格である獣医師、愛玩動物看護師については、こちらの記事で詳しくご紹介しています↓

「国家資格」と「民間資格」はどう違う?愛犬のために知っておきたいペット業界の国家資格について

民間資格

 国家資格に対して、民間団体や企業が独自に認定しているのが民間資格です。国家資格よりも簡易的なものと思われがちですが、決してそのようなことはありません。

 むしろ特定の分野に特化した深い知識と技術を持つプロフェッショナルであるという、確かな証明になります。

 たとえば、わんちゃんを可愛くカットするトリマーや、しつけの専門家であるドッグトレーナーなどは、その代表的な例ですね。

 それぞれの職種で求められるスキルが細分化されているので、自分が極めたい道をより専門的に、集中的に学べるのが大きな魅力なんです。

 学習スタイルが非常に柔軟なのも嬉しいポイントです。大学などに通う時間がなくても、民間のスクールや通信講座を利用すれば、働きながら自分のペースで資格取得を目指せます。

 これからプロとしてペット業界への就職・転職を考えている方はもちろんですが、愛犬のために正しい知識をつけたいという飼い主さんが気軽にチャレンジできるのも、民間資格ならではの良さと言えるでしょう!

 おうちで勉強して資格が取れたら、毎日のケアにも自信が持てそうですよね。ただひとつ気をつけてほしいのが、主催する認定団体によって学ぶ内容や難易度に差があることです。

 法的な義務がない分、どの団体の資格を持っているかが、その人の実力を判断する重要な材料になります。

 しっかりとしたカリキュラムがある信頼できる団体を選ぶことが、将来的に飼い主さんからの信頼獲得や、自身のキャリアアップに繋がっていきますよ!

代表的な民間資格

ペット栄養管理士

 数ある民間資格の中でも、ペットの食事に関する資格がペット栄養管理士です。

 この資格は日本ペット栄養学会が認定しており、わんちゃんの健康を食事の面から支えるスペシャリストの証とも言えます。

 最近は飼い主さんの健康志向が高まっているので、動物病院やペットフードメーカーなどでも非常に信頼性が高く、現場で求められる場面が増えている注目の資格なんですよ!

 具体的な仕事内容としては、単に美味しいごはんを与えるだけでなく、その子の年齢や体調に合わせた最適な栄養管理を行います

 たとえば成長期の子犬とシニア犬では必要な栄養素が全く違いますし、病気治療中の子には獣医師の治療方針に沿った食事サポートが欠かせません。

 そんなとき、獣医師と飼い主さんの架け橋となって、専門的な視点からフード選びや手作り食のアドバイスを行うのがペット管理栄養士の役割なんです。

 これから取得を目指す方にとって気になるのが難易度や勉強方法だと思いますが、この資格は本屋さんで参考書を買って独学で勉強するだけでは受験できません。

 学会が主催する講習会をすべて受講し、受験資格を得た上で認定試験に合格する必要があります

 少しハードルが高く感じるかもしれませんが、それだけしっかりとした専門知識が身につくということ。

 愛犬の健康を一生守ってあげたい飼い主さんにとっても、学ぶ価値がとても大きい資格だと自信を持っておすすめできます!

動物介護師

 わんちゃんも人間と同じように長寿化が進んでいて、一緒に過ごせる時間が長くなったのは本当に嬉しいことですよね。

 でもその一方で、高齢化に伴う介護の問題に直面するご家庭が増えているのも事実です。

 大好きな愛犬には最期まで穏やかに過ごしてほしいけれど、夜泣きや寝たきりのお世話が毎日のことになると、飼い主さん自身が心身ともに疲れ切ってしまうことも少なくありません。

 そんな現代のペット事情において、急速に需要が高まっている仕事が動物介護師です。

 この資格は、高齢になったペットの食事や排泄の介助をはじめ、床ずれを防ぐための正しい寝返りのさせ方など、老犬介護に必要な専門スキルを身につけたプロフェッショナルであることを証明するものです。

 認定する団体によってはペット介護士や老犬介護士といった名称で呼ばれることもありますが、シニア期を迎えたパートナーの生活の質を守るという目的は共通しています。

 老犬ホームや訪問介護サービスなど、資格を活かせる活躍の場はどんどん広がっています。

 そして私が特に伝えたいのは、この仕事が単なる技術的なサポートにとどまらず、飼い主さんの心の支えになるという点です。

 愛犬の介護は出口が見えなくて不安になるものです。そんな時に、プロとして悩みに寄り添い、精神的なケアやグリーフケアまで行える存在は本当に貴重です!

 愛犬の老いに戸惑っている誰かを救える、とても優しくて社会的な意義のある資格だと思います。

動物訓練士

 動物訓練士というお仕事、皆さんもテレビのニュースなどで警察犬が犯人を追跡したり、災害救助犬が人を助けたりするシーンを見たことがあるのではないでしょうか。

 動物訓練士は、そういった警察犬や盲導犬、救助犬といった社会のために働く犬を育成し、指導するプロフェッショナルのことです

 よく混同されがちなドッグトレーナーは、主に家庭のわんちゃんと飼い主さんが仲良く暮らすためのしつけを教えるのがメインですが、訓練士は犬が本来持っている能力を極限まで引き出して、特定の高度な作業ができるように鍛え上げるという点で、よりストイックで職人肌な側面が強い職業と言えます!

 訓練士になるには、JKC公認訓練士や日本警察犬協会が認定する資格を取得するのが一般的なルートです

 ただ、この道は決して楽なものではありません。

 専門学校で学ぶ方法もありますが、多くの場合は警察犬訓練所などに見習いとして入り、住み込みで朝から晩まで犬舎の掃除やお世話、そして訓練の補助をしながら技術を体で覚えるという、昔ながらの修行期間が必要になることが多いんです。

 体力勝負の毎日ですし、見習いのうちはお給料も決して多くはないという厳しい現実もあります。

 それでも、自分の手で育てたわんちゃんが立派な警察犬として社会の安全を守ったり、誰かの目の代わりとなって生活を支えたりする姿を見られるのは、訓練士にしか味わえない何にも代えがたい喜びです。

 犬という動物の無限の可能性を信じ、厳しさの中に深い愛情を持って本気で向き合いたいと願う方にとっては、一生をかける価値のある素晴らしいお仕事だと思います。

トリマー

 トリマーと聞くと、わんちゃんをシャンプーしてフワフワにしたり、可愛くカットしてあげたりする美容師さんのようなイメージが強いですよね。

 もちろん、その子の個性を生かして可愛さを最大限に引き出すのは大切なお仕事です。でも実は、トリマーはわんちゃんの美容だけでなく、健康を守る身近な専門家でもあるんです。

 シャンプーやブローの最中に全身をくまなく触ってチェックするので、飼い主さんでも普段気づきにくい皮膚の赤みや小さなしこり、耳の汚れといった体の異変にいち早く気づけるのがトリマーのすごいところ

 定期的に通うサロンのお姉さんが、病気の早期発見のきっかけを作ってくれることも少なくないんです。

 このお仕事、実は資格なしでも法律上は誰でもトリマーと名乗って働くことができてしまいます。

 でも現実はそう甘くはありません。大切な家族を預ける飼い主さんの立場からすれば、しっかりとした知識と技術を持った人に担当してもらいたいと思うのが当然ですよね。

 そのため、多くのサロンでは採用条件として専門学校卒業や資格の所持を求めています。特に業界内で最も認知度が高く、技術の証明として信頼されているのがJKC公認トリマー資格です

 これを持っていれば、就職や転職活動でも非常に有利に働くことはが多いです。学習方法は専門のスクールに通って実技を磨くのが一般的ですが、最近は通信講座を利用して基礎知識を学ぶ方も増えています!

 一度しっかりとした技術を身につけてしまえば、将来的に自分のお店を持ったり、自宅の一部を改装してサロンとして独立開業したりと、ライフスタイルに合わせた自由な働き方が叶うのも大きな魅力です。

 わんちゃんが大好きで、手に職をつけて長く働きたいと考えている方には、とても夢のある職業だと思います。

ドッグトレーナー

 先ほどご紹介した、警察犬などの使役犬を育てる訓練士に対して、一般のご家庭で暮らす家庭犬を対象に、人間社会で共生するためのマナーやルールを教えるのがドッグトレーナーのお仕事です

 お散歩中に引っ張らないようにしたり、トイレを覚えさせたりといった基本的なしつけから、無駄吠えや噛み癖といった困った行動の改善まで、飼い主さんの身近な悩みに寄り添って解決へと導く、まさに頼れる相談役と言えるでしょう。

 この仕事で何より大切なのは、実はわんちゃんへの指導力と同じくらい、飼い主さんに対するコミュニケーション能力が必要だという点です

 トレーナーの前では良い子にできても、お家でママやパパの言うことを聞けなければ意味がありませんよね。

 だからこそ、飼い主さん自身が愛犬をコントロールできるように、扱い方や接し方をわかりやすくレクチャーするスキルが求められるんです。

 最近のトレーニング手法は、昔のような厳しさよりも、動物行動学に基づいた科学的なアプローチが主流になっていて、わんちゃんを褒めて伸ばすポジティブな指導法を推奨しています。

 これからドッグトレーナーを目指すなら、専門学校などでこうした最新の理論を学ぶのが近道かもしれません!

 経験を積めば自分でしつけ教室を開業するなど独立もしやすく、実力次第で年収アップも目指せる将来性のあるお仕事です。

ペットシッター士

 旅行や急な出張、あるいはご自身が入院することになってしまった…そんなとき、大切なわんちゃんのお世話をどうするか、飼い主さんなら一度は悩んだことがあるはずです。

 そんなときに頼りになるのが、ペットシッター士というお仕事。

 飼い主さんが不在のときにご自宅へ訪問して、ごはんの用意やトイレの掃除、お散歩の代行など、普段と変わらない環境でお世話をするサービスなんです

 特に場所見知りが激しい子や、環境の変化が体調に響きやすいシニアのわんちゃんにとって、住み慣れたお家で待っていられるシッターサービスは、ペットホテルよりもストレスが少ない安心の選択肢として、今とても需要が高まっているんですね!

 このお仕事は、自分のライフスタイルに合わせて働けることから、副業としてスタートしたり、主婦の方が一念発起して独立し、開業したりするケースも増えています。

 でも、いくら動物が好きでお世話が得意だからといって、誰でもすぐに始められるわけではありません。

 お客様の大切なご自宅の鍵をお預かりして、留守中の家に入るわけですから、何よりも信頼が第一です

 「この人なら安心して任せられる」と飼い主さんに思ってもらうためにも、しっかりとした知識とプロ意識の証明となる資格を持っていることが欠かせません。

 さらに、実際にプロとしてお金をいただいてシッター業を開業するには、保健所に第一種動物取扱業の登録をする必要があります

 この登録をするための責任者になるためには、認定ペットシッターやペットシッター士といった国や自治体が認める資格を持っていることが法的な要件の一つになっているんです。

 つまり、趣味の延長ではなくお仕事として真剣に取り組むなら、資格取得は避けて通れない必須のステップだと言えますね!


 いかがでしたでしょうか?民間資格は、トリマーやシッター、栄養管理など、専門分野に特化して学べるのが最大の魅力です。

 プロとして活躍したい方はもちろん、愛犬のために知識を深めたい飼い主さんにとっても、資格取得は大きな自信と安心につながります。

 まずは「自分が何を大切にしたいか」を軸に、興味のある分野から一歩を踏み出してみましょう!

 確かな知識は、あなたとわんちゃんの暮らしをより豊かにしてくれるはずですよ。

愛犬の健康と長生きのために
獣医師監修の手作りドッグフード「ココグルメ」

うちの子には健康的なドッグフードを与えたい
飽きっぽくて毎回選び直すのが大変
いつも与えているドッグフードを全然食べてくれなくなった

といったドッグフードの悩みをお持ちではないでしょうか?

獣医師監修の手作りドッグフード「ココグルメ」は「健康」と「食いつき」を両立した今注目のご飯なんです!

\今なら送料無料980円で試せる/
獣医師監修手作りドッグフード
ココグルメ

ココグルメは、手作りならではの抜群の食いつきと総合栄養食としての栄養バランスを両立し、「健康」と「美味さ」を兼ね備えた手作りフレッシュドッグフードです。

手作りご飯を手軽に与えられる
ココグルメが今なら送料無料980円で試せる!

送料無料980円で試せる!
手に取りやすい単品買い切り
15日間全額返金保証付き

フレッシュドッグフードに興味をお持ちの方に是非オススメしたいココグルメですが、試すなら「今が一番お得」です!

400gとたっぷり入ったモニターコースが、期間限定で送料無料980円お試しいただけます!

また自動的に定期コースに切り替わることはなく、単品買いきりでお試しいただけますし、初回購入に限り15日間の全額返金保証もついてきます!

1日500名様までの数量限定キャンペーンですので、ぜひこの機会をお見逃しなくお試しください!

送料無料で試せる1日500名様限定モニターはこちら
\ SNSで友人にシェアしよう /