今まで食べていたご飯やおやつを急に食べなくなってしまうと、不安になり、苛立ってしまったことがあるかと思います。
ワンちゃんは基本的に「食べる」ことが大好きですが、歳を重ねるにつれて体に変化が起き、今まで食べていたご飯を食べる量が減ってしまったり、食べなくなることがあります。
そこで今回は、老犬がご飯を食べなくなってしまう原因と5つの対策をご紹介します!
老犬がご飯を食べなくなると危険なの!?
高齢になればなるほど、ご飯を食べなくなってきたと感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
老犬がご飯を食べなくなると、実は非常に危険なんです。すぐさま対策を講じる必要があります。
特に、老化によって内臓の消化器官系が弱ってくると、必要な栄養素が吸収できなくなってしまいます。
そうなると、身体のあらゆる器官が悪い影響を受け、最悪病気になってしまうこともあるんです。
特に、消化器官系の衰えについては、避けようがありません。
ですので、少ない量でも効率よく栄養素を吸収できるような食材が使用されている必要があります。
老犬がご飯を食べなくなった際には、その理由をしっかりと見極め、すぐさま対策を講じましょう。
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高齢犬・老犬がご飯を食べない理由3選
老犬になるとワンちゃんの心と体には様々な変化が現れます。
噛む力や飲み込む力が弱くなる
老化が進むと噛む力や飲み込む力が弱くなるので食べる量が少なくなることがあります。
特に、低い位置にフードボウルがあるようなら、フードボウルの高さを高くすると改善することもあるので一度試してみるとよい
でしょう。
また、ドライフードを与えている場合は水でふやかしてあげたり、水分量の多いウェットフードに変えてあげることで食べる量が改善することがあります。
味覚・嗅覚の衰えが原因で食欲がなくなる
老犬がすすむと味覚や嗅覚が低下してご飯の味や匂いを感じにくくなるため食欲や食べ物の好みが変わり、食欲が低下しすることがあります。
成犬の時と比べお腹が減りにくい
老化が進むとワンちゃんは、運動量が少なくなったり寝ている時間が長くなったりするので、成犬時と比べてお腹が減りにくくなります。
運動量が少なくなる理由は関節や足腰が弱ってくることもその要因とされていますので、そのためサプリメントを使うこともおすすめです。
高齢犬・老犬がご飯を食べない時の工夫4選
食べやすい姿勢になるよう工夫しよう!
飲み込む力が弱くなったことが原因である一因である場合はフードボウルの高さを変えてあげると食べる量が改善することがあります。
フードボウルの高さ上げについては、植木鉢のスタンドや読まなくなった本などを使うと良いでしょう。
また、ワンちゃんがご飯を食べるときは、普段より前足に体重がかかるため、足が滑らないようにシートを引いてあげるなど工夫も必要です。
トッピングをする
味覚、嗅覚が弱くなって嗜好が変わった老犬には、いつも食べているご飯になにか美味しいトッピングをすることで食べる量が増えることもあります。
また、老犬は運動量が減ると1日に必要な食事量も少なくなるので、少しの量で必要な栄養を摂れるるようにトッピングを工夫してあげましょう。
【食べない時は…】高齢犬・老犬・シニア犬の体に良いトッピング
免疫力を維持するたべもの(抗酸化食品)
- かぼちゃ
- ブロッコリー
- にんじん
- りんご
- バナナ
- 納豆
- ほうれん草
※ほうれん草は生ではなく、茹でたものをあげるようにしましょう。
筋肉量を維持するたべもの(動物性タンパク質)
- 鶏肉
- 豚肉
- 馬肉
- 牛肉
- 魚類
お腹の調子を整えるたべもの(整腸作用)
- ヨーグルトや犬用チーズ
- さつまいも
- 大豆
- しいたけ
皮ふ被毛を維持するたべもの(オメガ3脂肪酸)
- マグロ
- さけ
- さんまなどの魚類
- ごま油
※また、ぼけ予防の効果も期待できます。
温めて香りを強くする
ドッグフードを温めることでドッグフードの風味も強くなるので、老犬の嗅覚が刺激され、味覚が衰えてしまった老犬の食いつきアップにもつながります。
温める際は、ワンちゃんの体温に近い温度38°〜40°程度を目安に温め、温めすぎないように注意しましょう。
温める際は、ワンちゃんの体温に近い温度(38°〜40°)を意識して温めましょう!
食べやすいようにを加工してみる
噛む力や飲み込む力が弱くなり、硬いドッグフードを食べなくなってしまった時は、食べやすいようにお湯でふやかすか、今まで食べていたドッグフードを細かくするなど工夫をして与えてみましょう。
高齢犬・老犬がご飯を食べなくなったらドッグフードを変えてみよう
老犬がご飯を食べなくなった時は、一度ドッグフードの変更を検討してみてもいいかもしれません。ドライフードを使っているようなら一度水でふやかしたり、水分量の多いウェットフードで栄養バランスのよいドックフードに変えてみるのもよいでしょう。
獣医師が監修した手作りドッグフードの「ココグルメ」は、手作りのご飯ならではの食いつきと、総合栄養食基準のレシピで作られています。
また、食材も人間と同等の基準のもの(ヒューマングレード)を使用しているため、ぜひ試してみてください♪