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犬にチーズをあげてもOK!与える際の注意点やメリットをご紹介

最終更新: 2024.07.09
犬にチーズをあげてもOK!与える際の注意点やメリットをご紹介
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犬には与えてよいもの、与えてはいけないものがあります。
チーズは与えてよいのか疑問に思っている方もいるかもしれませんが、基本的にはチーズを犬に与えても問題ありません。

しかし、チーズを犬に与える際はいくつか注意しなければならないことがあります。

与え方を間違えると、犬の健康を害してしまったり、様々な症状が出たりする可能性があるので、飼い主が気をつけてあげなければなりません。
今回は犬にチーズを与える際の注意点やメリットなどを紹介していきます。    

犬にチーズを与える際はカロリーに注意

ドッグフードには、チーズが入ったものも多くあります。

チーズが大好きな犬も多いですし、チーズには栄養素も多く含まれているので、チーズ入りのドッグフードを犬に与えても問題ないのですが、カロリーには注意が必要です。

チーズは比較的カロリーが高い食材なので、与えすぎてしまうと肥満の原因になってしまいます。

犬用のチーズだけではなく、中には人間用のチーズを与える方もいるかもしれません。
人間用のチーズを与えても基本的には問題ないのですが、ドッグフードに入っているチーズに比べると人間用のチーズのほうがカロリーが高めです。

犬が喜ぶからといって、人間用のチーズを与えすぎないように注意してください。

人間用のチーズはスライスチーズ1枚で約60kcalです。

犬の1日の適正なカロリーの摂取量は、健康状態や体の大きさによっても変わりますが、60kcalは犬にとってかなりの摂取カロリーになってしまいます。

チーズをおやつとしてあげる人も多いかもしれませんが、おやつとしてはかなり高カロリーです。
おやつとしてチーズを与える場合は、低カロリーのチーズを選ぶようにするとよいでしょう。

犬の手作りご飯を始める時に知っておくべき注意点と基礎知識

犬にチーズを与える際はアレルギーにも注意を

犬にチーズ入りのドッグフードを与える場合は、アレルギーにも注意しなければなりません。
チーズは必ずしも犬に食べさせてはいけないものではないですが、アレルギーを持つ犬に与えるのは厳禁です。

犬のアレルギーは年々増加傾向にあり、生乳アレルギーを持つ犬も多くなっています。

チーズは乳から作られている食べ物なので、生乳アレルギーを持つ犬に与えてしまうと、様々なアレルギー症状を引き起こします。
チーズを食べると下痢をしてしまう、皮膚に痒みが出るなどの症状が出ます。

急にアレルギー体質になってしまう犬もいるので注意してください。
今までチーズを与えていて問題なかったとしても、ある日アレルギー体質になりアレルギー症状を引き起こす可能性は十分あります。

心配な方は、定期的にアレルギー検査を受けさせたほうがよいでしょう。
また、新しいドッグフードに切り替えた際などは、いきなり大量に与えるのではなく、少量から試してみることも大切です。

犬にチーズを与えるメリットは?

犬にチーズを与えるメリットは、タンパク質を効率的に摂取できるということです。
タンパク質は人間はもちろん、犬の体の調子を整えるために欠かせない栄養素です。

タンパク質が不足すると、体の細胞の働きが悪くなり、様々な症状を引き起こします。

チーズはタンパク質が豊富に含まれているため、食事やおやつとして与えればタンパク質の不足を予防することができます。

チーズには脂質も多く含まれています。脂質の摂りすぎはいけませんが、犬のエネルギー源にもなるものなので、適度に摂取することが必要です。
脂質が不足すると、皮膚が乾燥したり毛がパサついたりするので、チーズを与えて適度に脂質を摂取するのは効果的です。

健康な犬であれば、食事の10%~15%程度の脂質であれば適量と言えるでしょう。

カルシウムが豊富に含まれているのも、チーズの大きなメリットです。
カルシウムは、犬の骨を発達させるために欠かせません。

カルシウム不足になると、骨が弱くなり骨折もしやすくなります。
カルシウムを積極的に摂取したい時に、おやつや食事にチーズを取り入れるのはよい方法でしょう。

犬へのチーズの与え方やレシピ    

チーズは犬の成長や健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

しかし、与え過ぎはよくありません。食事やおやつとしてチーズを与える際は、適量を守るようにしましょう。
おやつとしてチーズを与える場合の適量は、小さじ1杯程度と考えておくとよいです。

栄養素が豊富に含まれるチーズですが、塩分や脂質、カロリーが高めなのでたくさん与えると肥満や高脂血症などの病気になるリスクが高まるので注意が必要です。

食事として与える場合は、カロリーや脂質、塩分に配慮されたドッグフードを選ぶようにしましょう。
健康に配慮されたドッグフードであれば、チーズも適量に加減されているものが多いです。

自分でドッグフードを作る場合は、カッテージチーズのレシピがおすすめです。

カッテージチーズはタンパク質や脂肪、ミネラルなど犬の成長に必要な栄養素がたくさん含まれています。
作り方もとても簡単です。まず牛乳をレンジで温め、そこにお湯を入れます。

牛乳200ccに対して、お酢は20cc程度です。
牛乳とお酢を混ぜたら5分程度放置すると分離してくるので、その後にカーゼでこして水分をよく絞ります。

残った固形のものが、カッテージチーズです。
絞った水分はホエーと言われる体によいものなので、捨てずに犬に飲ませるのもよいでしょう。

犬のおやつとしてぴったりなのが、チーズクッキーです。
小麦粉50gとパルメザンチーズ小さじ1杯程度、オリーブオイル小さじ1と水小さじ2を用意します。

すべての材料をボウルに入れて、パンを作るときのようによくこねてください。

パサパサしてなかなかまとまらない時は、水やオリーブオイルを少しずつ足して調整しましょう。
生地ができたら5mm程度の厚さに伸ばし、180度に熱したオーブンで15分程度焼いて完成です。

生地を伸ばした後、型を使って様々な形に切り抜けば見た目も可愛く仕上がります。

与える量やアレルギーに注意すればチーズは栄養豊富なエサになる!    

チーズはカロリーや脂質が高めということで、与える量には気をつけなければなりません。

チーズに限ったことではありませんが、どのような食材でも与え過ぎはよくありません。
また、チーズは乳製品ということでアレルギーにも注意してください。

与え方にさえ注意すれば、チーズは犬の健康のために最適な食べ物です。
カルシウムやタンパク質など、必要な栄養素を豊富に含んでいるので、おやつとして与えるのも悪くありません。

チーズのメリットを活かすためにも、適量を与えるようにしてください。

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