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犬が発熱した時の見分け方や症状を解説!すぐできる対処法も!

最終更新: 2023.09.04
犬が発熱した時の見分け方や症状を解説!すぐできる対処法も!
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犬の体温は人より高く、抱っこしているとあたたかさを感じますよね。

ただ、いつもより高温で元気がない場合、何かしらの病気の可能性があります。

人の場合、発熱は解熱剤を飲んで様子を見る方が多いですが、犬の発熱は命に関わる可能性が高く、すぐに病院へ連れて行く必要があります。

今回は、犬の平熱、体温測定の仕方、発熱症状、考えられる病気、対処法、病院へ連れて行く前のチェック項目などを紹介していきます。

 

 

 

犬が発熱しているとは

犬の平熱

犬の平熱は人と比べると高く、38度〜39.2度くらいです。

過度の興奮、運動後に一時的に体温が上がることはありますが、大体一定の体温を保っています。

人間と同じように個体差があるため、病院へ行った時などに体温を測ってもらい、その子の大体の平熱を把握しておくと良いでしょう。

40度を超えると発熱

個体差はあるものの、犬は40度を超えると危険な状態と言われています。

何かしらの病気や、熱中症の可能性がありますのですぐに病院へ行きましょう。

病院へ行く際にパンティング(ハアハアと開口呼吸すること)をしている場合は、首元や脇などを軽く冷やしながら移動すると良いでしょう。

犬の体温の測り方

直腸温を測定

便が出るお尻の穴に体温計を直接刺して直腸温を測定することが多いです。

どうしても怒ってしまう子は脇や股に体温計を押し当てて測定しますが、どうしても低めに出てしまい正確には測れていません。

あくまで目安の測定になってしまいます。

体温測定は二人がかりで

お尻の穴に体温計がしっかりささっていなかったり、ちょうど便があったりすると、どうしても体温が低めに出てしまいます。

犬種にもよりますが、体温計を数センチ無理なく入るところまで、さしこみましょう。

また、お尻の穴に体温計を刺すとなるとどうしても異物感で嫌がる子がいます。

正確に、また安全のために、体温測定は保定者と測定者の2人がかりで行いましょう。

犬の発熱の症状や見分け方

耳の付け根や足元を触る

普段あまり血流が盛んではない体の末端部分(耳の付け根や足先)を触ってみましょう。

身体の他の部分に比べて温度が低めなこれらの場所がとても熱いと、発熱の可能性があります。

食欲がない

発熱した場合、人と同じように気だるくなり、同時に食欲も落ちます。

普段元気いっぱい食欲旺盛の子が、元気・食欲両方とも落ち、だるそうにしていたら体温を測定してみましょう。

呼吸が荒い

呼吸が荒い場合、何らかの理由で酸素が足りなくなっているか、身体の熱を外に逃そうとしているかの可能性があります。

部屋が暑すぎないか、身体を触って体温が上がりすぎていないかなどをチェックしましょう。

いつもの走った後のような様子ではなく、苦しそうであればすぐに病院へ連れて行きましょう。

動くことを拒む

発熱した場合、身体が重く、なかなか運動する気になれなくなってしまいます。

普段大好きなお散歩やボール遊びなどに反応しない場合、身体がだるく、運動をしたくないのかもしれません。

また、体全体の発熱で身体が重い場合もありますが、手や足の関節など特定の場所に痛みが生じて動きたくない可能性もあります。

優しく触って身体のどこかに痛みが生じていないかチェックしてみましょう。

目に生気がない

発熱し身体がだるくなると、元気がなくなり、眠そうにしているように見えることがあります。

また発熱が長く続くと、脱水になり、目が落ちくぼんだり、皮膚をつまんだ後戻りが悪くなったりします。

犬が発熱で考えられる病気

感染症

ウイルス・細菌・真菌・寄生虫など様々な病原体に感染すると、身体の中で病原体と免疫系の戦争が起こり、その結果体温が上がります。

子犬の発熱で怖いのが、

  • パルボウイルス感染症
  • ジステンパーウイルス感染症

です。

嘔吐下痢などの他の症状も同時に見られることが多く、若齢なほど命の危険が高まります。

ワクチンによって予防できるため、まだ子犬ワクチンプログラムが終了していない子は他の犬が多く集まる場所には行かないようにしましょう。

避妊手術が終わっていない女の子で見られる病気の「子宮蓄膿症」、年齢を重ねると発症しやすい「歯根膿瘍」などでも発熱が見られる場合があります。

ワクチンや早めの避妊手術・日常の歯磨きケアなどできる予防はできるだけ実施し、感染症のリスクを下げてあげましょう。

悪性腫瘍

腫瘍には様々な種類がありますが、その中で身体全体の発熱が見られる悪性腫瘍が存在します。

例をあげると、

  • 血液の癌である「白血病」
  • 悪性度が高く大型犬に多い「悪性組織球肉腫」
  • 犬の腫瘍でよく見られる「リンパ腫」
  • 骨が溶けてしまう「多発性骨髄腫」

などです。

発熱以外にも体重減少が著しかったり、元気食欲がひどくなくなったりした場合、悪性腫瘍の可能性も考えられます。

しかし、これらの病気の子が必ず発熱するというわけではなく、症状はその子によって様々です。

薬の副作用

様々な症状に対して病院で処方された薬が、その子の体に合わず副作用が出てしまう場合があります。

薬の注意事項の中に、副作用として発熱が記載されている薬は多いです。

発熱に限らず、その子が初めて利用する薬を飲んだ後は副作用が出ないかどうか注意してみてあげましょう。

自己免疫疾患・炎症

感染や刺激、自己免疫などによって炎症が起こって、発熱してしまうことがあります。

特に犬の発熱で、原因が分かりにくく不明熱といわれる中で多い病気が「多発性関節炎」です。

名前の通り、関節に炎症が起き、痛みが出てうまく歩けなくなります。

他にも

  • 肺に炎症が起これば「肺炎」
  • 膀胱に炎症が起これば「膀胱炎」
  • 膵臓で炎症が起これば「膵炎」

といったように身体の様々な場所で炎症が起こる病気が存在します。

病気によって症状は様々ですが、何か日常と異なる様子が見られるようであれば、病院へ行きましょう。

また、血液検査によって炎症が起こっているかどうかを確かめられる病院は多いです。

身体の特定の場所を痛がる様子が見られたり、発熱が見られるのであれば、血液検査の相談をしてみても良いでしょう。

熱中症

熱中症とは、過度の熱によって身体の体温を下げることなくなってしまう状態です。

最初はパンティング・よだれが増えるなどの症状ですが、徐々にぐったりし、嘔吐・下痢が見られ、最終的には意識不明・痙攣を経て命を落としてしまいます。

夏や梅雨の日中の長時間の散歩、水の置き忘れの室内、気温が上がりやすい車内などでよく見られます。

夏場は、地面を触ってみて熱すぎない朝方や、夕方から夜にかけての短めの散歩を心がけましょう。

  • 犬だけで長時間車の中や暑い部屋に放置しない
  • 水分をいつでも補給できるような環境を整える

など飼い主の意識で熱中症を防ぐことは可能です。

もし熱中症かもしれないと思った時は、身体を冷やしながらすぐに病院へ連れて行きましょう。

意識のないまま無理に水を飲ませようとすると誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。

犬の発熱の対処方法

早めに獣医師の方へ相談

高温が長く続くと、脳や内臓の機能に障害を受け、助かっても後遺症が残ったり、ひどい時は死に至る場合があります。

体温が40度を超えている場合は速やかに動物病院へ相談し、連れて行きましょう。

無理に運動させない

無理に運動させると体温がさらに上昇する危険性があります。

できるだけ安静に、熱中症疑いの場合は涼しめの部屋で、感染症疑いの場合は暖かめの部屋でゆったりと過ごしましょう。

人間用の薬は与えない

人用の解熱剤は薬局などで簡単に手に入りますが、絶対に与えてはいけません。

人用の解熱剤として広く使われているアセトアミノフェンは犬が摂取すると中毒を引き起こすからです。

犬ではアセトアミノフェンを代謝する能力が低いため、摂取すると赤血球が傷つけられ貧血を起こしたり、嘔吐したりします。

必ず正しい用量の犬用の薬を動物病院で処方してもらうようにしましょう。

病院で見てもらう前にすべきこと

体温を測る

犬は体温が高めなので、飼い主さんが触っていて体温が高いかな?と思っても、平熱の場合があります。

体温が高そうと思ったらまずお家で体温を測定し、40度以上の場合は動物病院へ相談しましょう。

明らかに体温が高くぐったりしている場合は、一刻を争いますので、体温測定をせずすぐに病院へ連れて行きましょう。

痛がる箇所を確認

病院の診察台の上では緊張する子が多く、アドレナリンが出て痛みを感じにくくなります。

お家でリラックスした状態で身体をやさしく触り、お腹や関節など、触るだけで怒ったり、逃げたりする場所がないか探してみましょう。

特定の場所を痛がる場合は、獣医師の診断の助けになりますので、いつ頃から、どの場所を痛がっているかを伝えましょう。

発熱以外の症状はないか確認

発熱以外にも、食欲・元気、吐きの有無、呼吸状態などをチェックして、いつ頃からどれくらいかを伝えられるようにしておくと良いでしょう。

体温測定や他の症状があるかの判断が難しい場合は、動物病院へ電話で相談するか、実際に連れて行って診察してもらいましょう。

犬の発熱を確認したら、すぐに病院へ!

人間だと風邪かな?と様子を見てしまいがちな発熱ですが、犬にとっては命に関わる場合もある症状です。

熱中症の予防として、梅雨の時期から夏の終わりにかけてだけでなく、冬でも暖房のききすぎた部屋の温度には十分気をつけましょう。

また、熱っぽく、つらそうな様子の場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

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