愛犬家には、「市販のドッグフードは添加物が心配」や「犬にも栄養バランスの良い食事を与えたい」という人が増えています。
このような人から注目されているのが、犬の手作りごはんです。
犬が食べられない特定の食品を使わないようにすれば、手近な食材で愛犬の手作りごはんを作ってあげることができます。
手作りごはんは、「カリカリ」などのドッグフードと組み合わせて与えることも可能です。
この記事では、市販のドッグフードとも相性が良いトッピングのお手軽レシピを紹介します。
犬の手作りごはん初心者はトッピングからチャレンジしよう!
インターネットや本で紹介されている犬の手作りごはんには、リゾットやサラダ、ゼリーなどのいろいろなメニューがあります。
ただ、初めて犬の手作りごはんにトライするときは、1日の摂取カロリーの計算などが少し面倒かもしれません。
市販のドッグフードと組み合わせて与えられるトッピングなら、初心者でも手軽にチャレンジできるでしょう。
犬の手作りごはんのトッピングに使える食材
犬の手作りごはんのトッピングに活用できるのが、次のような食材です。
- 鶏肉
- ささみ
- 納豆
- 野菜
- りんご
- プレーンヨーグルト
鶏肉は、手作りごはんのトッピングにも使いやすい食材です。 ささみやむね肉などの脂肪分が少ない部位を使えば、脂質を抑える事が可能です。
にんじんやかぼちゃ、キャベツなどの野菜も、いろいろなトッピングのメニューに活用することができます。
ベータカロテンなどの栄養素が含まれている緑黄色野菜を食べると、愛犬の免疫力をアップさせたいときにも便利な食材です。
食物繊維が多いりんごやプレーンヨーグルトなどは、お腹の調子を整えたいときにも効果が期待できます。
犬の手作りご飯はトッピングから始めるのをおすすめする理由
手作りご飯で一番難しいのは、栄養バランスをきちんと整えることです。
食材選びはNG食材をしっかり押さえておけば問題ありませんが(下で代表的なNG食材を紹介します)、犬が健康的に生きるために必要な栄養をバランスよく取れるレシピを毎日作るのは非常に難しいです。
タンパク質などの3大栄養素は取れても、微細のビタミンやミネラルなどは十分に取ることが難しいです。
そこで手作りご飯を始めたいという方は、普段食べているドッグフードにトッピングする形で手作りご飯を食べてもらうのが手軽です。
もちろん食べ過ぎてしまったら意味はありませんが、ドッグフード:手作りご飯=3:1くらいのバランスであれば、栄養バランスにそれほど敏感になる必要はありません。
これから手作りご飯を始めたいという方は、ぜひトッピングから始めてみてください。
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犬に与えてはいけない食べ物⑤ ニンニクと玉ねぎ
人間にとって身近な玉ねぎですが、犬にとっては非常に有毒な食べ物として有名です。
加熱済みか生食かに関わらず、犬がこれらを食べると体内の赤血球を破壊して貧血などの症状が現れる恐れがあるため、注意が必要です。
https://coco-gourmet.com/archives/180
犬の手作りごはんトッピングにはココグルメがオススメ!
手作りごはんに挑戦しようと考えている方が抱える悩みとして、「栄養バランス」があります。
普段与えている「カリカリ」などのドライのフードの中で、総合栄養食という記載があるものであれば、1日に必要な量のドライフードと水だけを与えていれば基本的な栄養バランスについては問題ありません。
しかし、犬の手作りごはんに挑戦するには「自ら栄養バランス考える」必要があるため、動物の栄養学について基礎知識を学んでおかなくてはなりません。
犬は人間と異なり、本来は肉食の動物です。人間とともに長い間生活していく中で雑食になったと言われていますが、本来は自ら狩りをして獲物を食べていた肉食の動物なのです。
そのため、人間と同じ食事を与えていると、栄養バランスが崩れて体調を崩したり、病気になってしまうこともあるのです。
普段与えているのカリカリのトッピングについても、もちろん栄養バランスを整える必要があります。
- 「手作りごはんをあげたいけど栄養バランスが...」
- 「普段手作りごはんをあげてるけど、忙しい時はおろそかになる」
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犬の手作りごはんのトッピングレシピ①チキンのヨーグルト和え
トッピングレシピの1つ目は、「チキンのヨーグルト和え」です。材料には、以下のような食材を使います。
- 鶏肉(ささみやむね肉など)
- プレーンヨーグルト
鶏肉は、茹でるもしくは電子レンジで温めて火を通しておきます。
鶏肉の粗熱がとれたら、犬が食べやすい大きさにカットしてプレーンヨーグルトと和えましょう。
火を通したにんじんやさつまいも、みじん切りにしたりんごなどを鶏肉と一緒に混ぜると、野菜や果物の成分も一緒に摂ることができます。
アレルギーなどがなければ、ハーブで爽やかな香りをつけてみるのもひとつのアイデアです。
適度な水分があるプレーンヨーグルトは、ドライタイプのドッグフードの食いつきをよくする効果もあります。
このトッピングをドッグフードにかけてしばらくおいておくと、少しずつフードが柔らかくなってきます。
口当たりがソフトになれば、高齢犬や硬いドッグフードが苦手な犬でも食べやすいかもしれません。
鶏肉とヨーグルトはタンパク質が多く、消化吸収にも優れています。
愛犬の食欲がなかったりお腹の調子が悪かったりするときにも、「チキンのヨーグルト和え」のトッピングを加えれば、栄養分をスムーズに吸収できる可能性があります。
犬の手作りごはんのトッピングレシピ②野菜のスープ煮
トッピングレシピの2つ目は、「野菜のスープ煮」です。
このレシピを作るときの材料は、以下の通りです。
- にんじん
- ブロッコリー
- キャベツなどの葉野菜
にんじんは、細かい角切りもしくはみじん切りにします。
ブロッコリーは、手で小さく分けるかナイフでカットして、犬が食べやすい大きさに整えます。
キャベツなどの葉野菜も、細かく切っておきましょう。
野菜を煮るときには、鶏肉を茹でたときのスープなどを使うとヘルシーです。
市販のスープの素を使うこともできますが、このような食品は塩分が多く含まれていることがあります。
生野菜は消化が悪いこともあるため、手作りごはんで野菜を与えるときはできるだけ火を通すようにするのがポイントです。
トッピングのレシピにスープの素を使うときは、ごく少量にとどめて、塩分の量が多くなり過ぎないように調節することが大切です。
スープで野菜を数分煮込み、柔らかくなれば出来上がりです。
オリーブオイルなどをほんの少し垂らすと、愛犬の食いつきがよくなるかもしれません。
このレシピの材料は、キッチンにあるいろいろな野菜で代用することも可能です。
じゃがいもやさつまいも、トマトなどは、スープ煮にも使いやすい食材です。
犬の手作りごはんのトッピングレシピ③かぼちゃのサラダ
3つ目のトッピングレシピは、「かぼちゃのサラダ」です。材料に使うのが、次のような食材です。
- かぼちゃ
- チーズ
- プレーンヨーグルト
適当な大きさにカットしたかぼちゃは、茹でるか電子レンジで温めて柔らかい状態にします。
まだ熱いうちにスプーンやマッシャーなどで軽く潰して、かぼちゃをペースト状にしましょう。
かぼちゃのペーストに小さく切ったチーズを混ぜ、少量のプレーンヨーグルトで和えれば完成です。
チーズは犬用のものを使うのがベストですが、人間用のチーズでも代用はできます。
人間用のチーズを使う場合は、塩分や脂肪分に少し注意をしましょう。
程よい甘みがあるかぼちゃは、犬の食いつきがよい野菜のひとつです。
ペースト状にしたかぼちゃのサラダは、ドライタイプのドッグフードとも馴染みやすいです。
ドッグフードを完食してほしいときは、トッピングをした後に全体を混ぜ合わせておくと最後まできれいに食べてくれる可能性があります。
このメニューは、かぼちゃの代わりにさつまいもを使って作ることもできます。
さつまいもを使うときも、作り方はかぼちゃの場合と同じです。
さつまいもを潰す前に表面の薄皮を取り除いておくと、見た目もきれいに仕上がるでしょう。
犬の手作りトッピングに使ってはいけないNG食材
チョコレートや牛乳、玉ねぎ、キシリトールが含まれる食品、干しぶどうやが含まれる食品は犬の健康に悪影響を与えるため注意が必要です。
このような食材は、たとえ少量であっても使わないようにしましょう。
かまぼこなどの塩分が多い食品も、トッピングに使うのは避けたほうが無難です。
ここで、簡単に犬に与えてはいけない食べ物とその理由をご紹介します。
犬に与えてはいけない食べ物①キシリトール
キシリトールは、チューインガム、歯磨き粉、その他の製品に含まれる人工甘味料です。
原料は広葉樹などの自然由来ですが、犬にとってはキシリトールは有毒です。
犬が誤って食べないように、キシリトールを含む製品を犬の届かないところに遠ざけておくことが重要です。
犬に与えてはいけない食べ物② アルコール
人間とは違い、犬の肝臓にはアルコールを分解する機能がないため、摂取することは非常に危険です。
小型犬では少しお酒をなめるだけでも致死量となる可能性があるため注意が必要です。
犬に与える水分は、新鮮できれいな「水」が最適です。
犬に与えてはいけない食べ物③ アボカド
近年、アボカドは巷で大人気ではありますが、犬にとっては非常に危険なものであるとされています。
特に犬に害を及ぼす可能性があるのはアボカド種や皮、葉に含まれるペルシンと呼ばれる物質ですが、果肉を食べることでも嘔吐や下痢などの症状が出ることもあります。
犬に与えてはいけない食べ物④ チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンは興奮作用、利尿作用、強心作用などの効果があり、テオブロミンを犬は分解する機能が弱いです。
そのため、摂取した場合には嘔吐や下痢、けいれんなどの中毒症状が出ることがあります。
また、ダークチョコレートは特にテオブロミンが多いため、犬にとってさらに危険です。
チョコレートの摂取量によっては死亡に至ることもあるため注意が必要です。
https://coco-gourmet.com/archives/122
トッピングしても食べてくれない場合は?
ウェットフードを温めてみる
ウェットフードをあげている場合は、少し温めて与えてみましょう。
温めてみることで香りが立ち愛犬の食欲をそそり、食べてくれるかしれません。
あつあつにしてしまうと火傷してしまうため、適度な温度に温めてあげましょう。
ドライフードをふやかす
ドライフードをふやかすと柔らかくなり食べやすくなると同時に、香りが立ち食欲をそそるようになります。
水を入れすぎないように注意してふやかしてあげましょう。
ご飯を変えてみる
思い切ってご飯を変えてみるのも一つの方法です。
もしかしたらご飯に飽きていたり、そもそも愛犬に合わないご飯だったのかもしれません。
食いつきの良いウェットフードに変えるのかおすすめです。
犬の手作りトッピングで愛犬の体調に合わせたご飯を
ここで紹介したトッピングのメニューは、手軽に作れる犬の手作りごはんです。
ドッグフードのトッピングに工夫をすれば、愛犬の食欲をアップさせたり不足しがちな栄養を補ったりすることも可能です。
手作りごはんにどのような食材を使うかで迷ったときは、愛犬の食いつきや体調をチェックしてみましょう。
食物アレルギーや持病がある犬の場合は、食材の選び方にとくに注意が必要です。
かかりつけの獣医師などにも相談をしながら、愛犬の体に合った手作りごはんを考えましょう