自分が飼っている愛犬がぐったりしている様子だと心配になってしまうものです。
夏バテなのか、他に原因があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そんな時は、しっかりと様子を見てその都度対応していくことが大切です。
そこで今回は、犬がぐったりしているときに考えられる原因や、暑い季節になったら気を付けたいポイントなどについてご紹介していきます。
犬が健康に過ごすためには飼い主の方のサポートが必要不可欠なので、チェックしてみましょう。
愛犬がぐったりしていた時は夏バテ?
愛犬がぐったりしている時、夏バテが原因となっている場合があります。
例えば、元気がなくなって一か所でじっとしていたり、ドッグフードを与えても食欲がなくて残してしまったりするようであれば、それは夏バテである可能性が考えられます。
もしも飼い主の方が愛犬の変化に気づくことが出来ずに、対応が遅れたら夏バテの症状が悪化していってしまいます。
そのため、普段から愛犬の様子をしっかりチェックして、少しでも変化が表れたと思ったらすぐに対応できるように準備しておくことが必要です。
また、愛犬が夏バテになってしまわないように、暑い季節になったら夏バテ対策をすることをおすすめします。
夏バテ以外で愛犬がぐったりしている時の原因は?
愛犬がぐったりしている原因は、夏バテだとは限りません。
夏バテだと思って様子を見ていたら、違う原因だったということも考えられるので注意しなければいけません。
どのような原因が考えられるのか見ていきましょう。
疲労がたまっている
愛犬が可愛くて、長い時間お散歩をしたり頻繁にお出かけに連れて行ったりしている飼い主の方も多いかもしれません。
犬種に合っている適切な運動量であれば愛犬の健康にとっても必要ですが、度を超えてしまうと疲労が溜まってしまいます。
体力的に負担がかかるだけではなく、ストレスになることもあるので要注意です。
これらが原因でぐったりしていることもあるので、十分に休息を取ってあげたり、愛犬に合った運動量を考えてあげたりするといいでしょう。
また、愛犬が快適に運動できるように、お散歩をするのは涼しい時間帯にしてください。
年齢を重ねたから
子犬のころや成犬のころは元気いっぱいだったのに、だんだんと年を重ねてきたことによってぐったりしてしまうこともあります。
あまり動かなくなってしまったり、寝ている時間が長くなったりするので、愛犬の様子を見ながら健康に気を使ってあげることが大切です。
気になることがあったらすぐ対処できるように、信頼できる動物病院を探したりするのもおすすめです。
熱中症の可能性も
愛犬がぐったりすることの理由として、熱中症になっている可能性も考えられます。
犬の体温が上昇して熱中症になり、症状が悪化していくと命に影響を及ぼす場合もあるので要注意です。
涼しい場所に移動させたり、動物病院に連れて行ったりするなど素早く適切な対応を行いましょう。
体に痛みがある
体のどこかに痛みがあることで、動けなくなってしまったり食欲がなくなってしまったりする可能性があります。
ケガをしていないかチェックしてあげたり、動物病院に行って検査を受けてみたりすることが大切です。
何かの病気が隠れている場合も考えられるので、暑い季節に関わらずいつも注意してみてあげるようにしましょう。
犬が夏バテでぐったりしている時の対策1. 栄養をとらせる
もしも愛犬が夏バテが原因でぐったりしている場合、どのように対策をしてあげればいいのか分からず困っている方もいるかもしれません。
まずは、愛犬の元気を取り戻してあげるために栄養をとる必要があります。
そうは言っても夏バテの時には食欲がなくなっている犬も多いので、食べやすいものを用意してあげなければなりません。
愛犬が日頃からよく食べてくれるものを与えてみたり、食べやすいように小さく切ってあげたりするといいのではないでしょうか。
愛犬への手作りご飯は大変ですが、飼い主の方が愛犬に合わせて作ることが出来るというのが大きなメリットになります。
しかし、犬に与えると危険な食材もあるので、しっかり調べてから注意して与えることが大切です。
栄養のあるドッグフードを選ぶ
また、栄養面を考えてドッグフードを選ぶというのもおすすめです。
飼い主の方によってドッグフードを選ぶ基準というのは変わってきますが、愛犬の犬種や年齢などに合ったドッグフードを与える必要があるでしょう。
ドッグフードの成分や、製造過程などをしっかり理解して与えると安心です。
そして、愛犬が夏バテになってしまわないように、いつも食事のバランスを考えるようにしてあげると健康的な体作りにつながっていきます。
もしもドライフードを食べてくれないのであれば、食べやすいウェットフードを取り入れてみるのもいいでしょう。
水分補給も欠かさずに
他には、愛犬にしっかりと水分を取らせるということも大切な対策の一つです。
水分をあまりとらずにいると、脱水症状になってしまったりするなど、様々な病気を引き起こす原因にもなってしまいます。
愛犬がいつでも水分補給を出来るように、水を用意してあげることを忘れないようにしましょう。
犬が夏バテでぐったりしている時の対策1. 室内の温度を適正に
犬は、室内の温度が高いと夏バテになる可能性が高まってしまいます。
暑い部屋に長時間いるのはとても危険なことです。
そのため、室内の温度はいつも適切な状態にキープしておくようにしましょう。
飼い主の方がお仕事やお出かけなどで家を空けるときでも、愛犬の健康のために冷房をつけていってあげる必要があります。
また、愛犬が夏バテになってしまって体が熱くなっているようなら、うちわや扇風機などで風を送ってあげて体を涼しくしてあげるといいでしょう。
その他にも、愛犬が室内で快適に過ごせるように、触るとひんやりする素材でできているマットなどを利用するのも一つの手です。
夏バテ対策をしっかりしよう!
愛犬が夏バテになってしまってぐったりしているのを見るのは、飼い主の方にとって辛いものです。
そのため、暑い季節になってきたらしっかりと夏バテ対策を行うようにしてください。
愛犬の健康を守るためには、ドッグフードなどに気を使って栄養をつけてあげたり、変わった部分はないかチェックしてあげたりするなどの、毎日の積み重ねが必要になります。
愛犬の立場になって色々とサポートしてあげると、愛犬は健康的で快適な生活を送れるようになるでしょう。