マルチーズは真っ白の毛並みが愛らしい小型犬です。黒くつぶらな瞳と甘えん坊の性格で多くの愛犬家から人気を集めています。
マルチーズと健やかな日々を過ごすためには毎日の食事が大切です。
しかし販売されているドッグフードの種類は多く、どのドッグフードを選べばよいのか迷ってしまいます。
マルチーズに最適なドッグフードはどのようなものか、どんな点に注意すればよいのかなど、マルチーズのためのドッグフードの選び方を基礎から詳しく解説します。
ドッグフードの前にマルチーズの特性を知ろう
マルチーズは、白いフワフワの毛が特徴の小型犬です。
他の犬種とは異なり、マルチーズの毛色は原則的に純白(ピュアホワイト)のみとなります。
薄く黄色がかった毛色のレモンや、淡い黄褐色のタンの場合に許容範囲とされることもありますが、やはり根強い人気色は純白です。
瞳・瞳のふち・鼻・唇・足の裏は黒色をしています。
一般的なマルチーズの大きさは、体重3.2キロ以下、地面から背中までの高さを表す体高は22センチ~25センチです。
マルチーズの歴史は古く、愛らしいルックスと人に慣れやすい性格のため、17世紀には貴婦人の間で「抱き犬」として大人気となります。
このような歴史的背景からもわかる通り、マルチーズは落ち着きのある大人しい性格の犬です。賢く物覚えが良いので、散歩の道順などもすぐに覚えてくれます。
明るく活発で遊ぶことが大好きです。
飼い主に対しては従順ですが、甘えん坊なので構ってもらえないとすねたり、嫉妬することもあります。
飼い主以外にちょっかいを出されると怒って吠えてしまうケースも見られますが、頭の良い犬種なのできちんと教えてあげれば、すぐに仲良くなることが可能です。
マルチーズは膝を壊しやすいという特性を持っています。
適性体重をオーバーして肥満状態になると膝への負担が増えるため注意が必要です。
ベストな体重をキープするためにも毎日の食事の栄養バランスを整えてあげましょう。
マルチーズのドッグフードの選び方① 良質なタンパク質があるもの
マルチーズのドッグフードで注目してほしいのは、タンパク質です。
ドッグフードの量や価格、口コミでの人気などを参考にする人も多いですが、選び方としてはタンパク質の品質と量を重視しましょう。
犬はもともと肉食の動物です。
犬にとって最も重要で最適な栄養素は、動物性のタンパク質です。
犬は雑食性のため、野菜でもトウモロコシなどの穀物でも、与えれば食べてしまいます。
しかし野菜や穀物は犬にとって消化しにくいものです。
上手く消化できないと消化器官に負担がかかってしまいます。
このような問題を避けるためには、タンパク質が多く含まれているドッグフードを選びましょう。
成分表をチェックして、一番最初にビーフやチキンなどの表記があればOKです。
成分表は原材料の割合が多き順に並んでいますので、一番最初に動物性タンパク質が表記されているかをチェックします。
マルチーズのドッグフード選びは「穀物」に注意する
もし一番最初にタンパク質以外の穀物などが表記されていたら要注意です。
犬は基本的に肉食の動物のため、身体の構造的には穀物を消化しにくい作りになっています。
そのため、消化の際に身体への負担が大きくなってしまい、アレルギーを発症したりしてしまう危険性もあります。
ただでさえ穀物はマルチーズにとってよくない物なのに、それが原材料の最も上位に来ている場合は注意するようにしましょう。
そのドッグフードではタンパク質を十分に摂取できないかもしれません。
また一番最初に表記があったとしてもチキンミール・フィッシュミール・ビーフミールの場合にも気を付けてください。
ミールとは動物成分を粉状にしたものです。
どんな動物のどの部分を粉状にして使用しているのか明記されている場合は安心ですが、不明であることが多いです。
品質の悪いものは、食用にならない肉や内臓などの部分をまとめてミールに加工しているケースもあります。
そのような場合には栄養の質が低いばかりか、安全性も疑わしいです。
マルチーズのドッグフードには、良質のたんぱく質がしっかりと含まれているものを選びましょう。
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マルチーズのドッグフードの選び方② 無駄な添加物がないもの
ドッグフードの中には、日持ちを良くしたり口つきを良くしたりするために余分な添加物を使用しているものがあります。
添加物は食品の品質を保つためにも必要です。
添加物のすべてが悪いというわけではありません。
ただし、必要のない添加物や安全性が疑わしい添加物などが含まれているドッグフードには注意が必要です。
特に着色料はドッグフードには必要ありません。
着色料は食品に色を付け、見た目をよくする目的で使用される添加物です。
犬は人間のように食事の良し悪しを見た目で判断せず、主に匂いで判断しています。
つまり、ドッグフードに着色料を使用して見た目を良くしても無意味なのです。
着色料が無添加のドッグフードを選びましょう。
次にチェックしたいのが、油です。主に品質の低いドッグフードの食いつきを向上するために使用されます。
穀物が多く味の悪いドッグフードはそのままでは食べないので、油を足して嗜好性を無理矢理上げているのです。
大量の油を使用しているドッグフードを食べ続けると脂の過剰摂取により、肌トラブルが起きる可能性もあります。
良質な美味しいドッグフードであれば、油を添加する必要はないはずです。
明確な理由もなく油が多く含まれている場合には注意してください。
マルチーズがドッグフードを食べなくなった時の対処法
マルチーズがドッグフードを食べなくなったら、体の不調がないか確認しましょう。
2~3日食事をとらない状態で元気がないなら、すぐに獣医さんに相談してください。
体調不良でない場合には、おやつの与えすぎやドッグフードに問題があることが多いです。
可愛いからといって頻繁におやつを上げていると、犬も「ごはんよりも、おやつを食べたい」という気持ちが強くなってしまいます。
しつけにおやつを使用することもありますが、与えすぎないことが大切です。
次にドッグフードの与え方をチェックしてみましょう。
特に新しいドッグフードに切り替える際には、いきなり切り替えずに徐々に移行させていくことが重要です。
それまで食べていたドッグフードに新しいドッグフードを少し混ぜて与え、少しずつ混ぜる割合を増やしていきます。
突然、新しいものに変わると警戒して食べなくなることがあるので時間をかけて慎重に進めましょう。
次に気温が低い時には、冷たい食事が嫌だという可能性があります。ドッグフードを人肌くらいに温めてあげましょう。
マルチーズに最適なドッグフードを選ぼう!
マルチーズは小型犬の中でも、そのかわいらしい見た面と飼い主に良くなつく性格で愛されています。
純白の毛色とクリクリとした瞳がチャームポイントで、明るく利口な性格のため飼育しやすい犬種です。
マルチーズは太りすぎると膝に負担がかかり故障してしまうため、体重のコントロールに注意しましょう。
肥満を予防するためには、良質なたんぱく質が十分に摂取できるドッグフードを選ぶことがポイントです。
また健康を害するリスクを減らすためにも、不要な添加物が含まれていないドッグフードを選びましょう。