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【獣医師監修】犬の腎臓病の症状とは?おすすめご飯や原因、予防法も

最終更新: 2023.12.26
【獣医師監修】犬の腎臓病の症状とは?おすすめご飯や原因、予防法も
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腎臓は人でも犬でも同じように命に関わる重要な臓器です。
たくさんの機能を持っているため、腎臓に障害が出ると様々な場所でダメージを受け、身体の中のバランスが崩れます。

しかし腎臓は、かなり障害を受けてから、つまり末期的な状態になって初めて症状が出ることが多いです。 つまり、腎臓の異常は早く気づき、対処することが大切です。
ここでは腎臓とはどんな臓器なのか、腎臓病の症状、原因、防ぐ方法などを紹介していきます。

 

犬の腎臓の機能

血圧を調整する

腎臓は様々な方向から血圧も調整しています。
まず尿として水分を排出し、血液中の水分の量を一定に保つことで血圧が上がりすぎることを防いでいます。

しかし血圧が下がりすぎると血液を濾過して尿として排出する力が弱まってしまいます。
そこで血圧をあげるために重要なレニンというホルモンを作り、血圧の調整をしています。

血圧を一定に保つために腎臓は重要な臓器なのです。

老廃物を取り除く

犬の腎臓には様々な機能があります。
その中でも1番大きな機能に尿を作って体の中の老廃物を取り除く機能があります。

流れてきた血液を濾過し、老廃物や塩分や毒素を尿として身体の外へ捨てます。
この機能が失われると、身体のなかに毒素が蓄積していきます。

体内環境を整える

2つめに重要な機能として、ナトリウムやカリウムなど身体の中の様々なミネラルのバランスを整える機能があります。
身体の中のミネラルが足りなくなった場合は尿を作る過程の途中でミネラルを再吸収します。

多すぎる場合はどんどん尿で排泄し、身体の中のミネラルバランスを調節しています。

血を作る

腎臓はエリスロポエチンというホルモンを作っています。
エリスロポエチンは血液で大事な成分である赤血球の産生を促進する働きのあるホルモンです。

よく腎臓が悪くなった子では貧血が見られますが、エリスロポエチンの不足が原因だと考えられます。

骨を作る

カルシウムが骨を作るのに重要なことは有名ですが、このカルシウムの吸収を促進する働きを持つのは実はビタミンDです。
このビタミンDは身体の中で活性型ビタミンDに変化して初めて機能します。

そしてビタミンDを活性化するのは腎臓の役割です。 つまり骨を作るのにも腎臓は関わっているのです。

犬の腎臓病とは

急性腎障害

犬の急性腎障害は数時間〜数日で急激に腎機能が低下する病気です。
慢性腎臓病に比べると命に関わる非常に危険な病気です。

突然食欲や元気が無くなったり、嘔吐したりします。
急性腎障害が進行すると尿毒症という病気になり、口からアンモニア臭がしたり、意識が朦朧としたり痙攣を起こしたりといった症状が出てきます。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は急性と比べ、ゆっくりと腎臓の機能が低下していく病気です。
初期は無症状で血液検査でも異常値が出てこない場合が多く、なかなか気づくのが難しいです。

徐々にお水を飲む量が増え、進行すると嘔吐、食欲や元気の低下が見られ、さらに進行すると急性腎障害と同じく尿毒症になります。
嘔吐や腎機能低下によるひどい脱水や貧血も引き起こされます。

犬や猫は血液検査や尿検査などから腎機能低下の進行度合いを読みとり、それらの結果によってステージが分けられています。
腎臓病には様々な対処法がありますが、それぞれのステージに合わせた治療を行います。

犬の腎臓病の原因

細菌やウイルス

細菌やウイルスの感染により腎臓で炎症が起こり、腎障害を受けることがあります。
感染経路は様々ですが、その1つに歯のスケーリングがあります。

口の中の健康を保つためにも歯石除去は大切ですが、よく歯石除去の際に出血し、そこから細菌が入って腎臓病に繋がることがあるのです。

外傷や中毒

腎臓は非常にデリケートな臓器で、交通事故や高い場所からの転落で外傷を受けることによっても腎臓病に繋がることがあります。
また、犬はぶどうを食べると中毒を起こすと言われていますが、この中毒というのは急性腎障害です。

ぶどうを食べてすぐ治療を行って回復した場合も、その後慢性腎臓病になることがあります。
ぶどうだけではなく、殺虫剤や農薬など腎毒性のある薬品によっても中毒は引き起こされます。

加齢

年を重ねると様々な臓器の機能が下がります。
腎機能も徐々に下がり、慢性腎臓病につながります。

また加齢で体質が変わると、尿石ができて尿路を塞ぎ、尿の排泄ができず、腎臓に負担をかけてしまうこともあります。
他にも自己免疫の乱れによって抗体が自分の腎臓に吸着してダメージを与える腎臓病も存在します。

犬の腎臓病の予防法

バランスの取れた食事

腎臓病の予防の基本は食べ物、水分です。
リン、タンパク質、ナトリウムが抑えられた食事が理想的と言われています。

犬の腎臓病に対する療法食は世に多くありますが、手作りごはんもおすすめです。
タンパク質が豊富なお肉や、結石を作りやすくしてしまうほうれん草(しっかり茹でて水洗いすればOK)などを避けて、塩気を抑えたものなどが良いでしょう。

ミネラルの配合が少なめで、美味しくて食いついが良いと評判のココグルメがおすすめです。
ココグルメはウエットフードなので、無理矢理お水を飲ませたり点滴をしなくても、日常で必要な水分量は確保できます。

どんなに良い療法食でも口に合わず食べなければ、必要なエネルギーを確保できずに腎臓病が悪化します。

健康診断

腎臓のダメージは修復することが難しいため、できるだけ早くその異常に気づき対策することが大切です。
症状が出ていなくても、健康診断で定期的に腎臓の状態をチェックしましょう。

腎臓に関する血液検査の項目は、BUN(尿素窒素)、Cre(クレアチニン)が一般的です。
これらは腎臓が弱まると、尿に排出できず、血中の濃度が上がってきます。

しかし、BUNやCreは腎臓の3分の2にダメージを受けた際に数値が上がると言われています。
そこでSDMAという血液検査項目が注目されています。

SDMAはBUN、Creよりも早く数値が上昇し、筋肉など腎臓以外の臓器の影響を受けにくい検査項目です。
また血液検査は他にもCa(カルシウム)やP(リン)も腎臓の状態をみるために測定します。

血液検査だけではなく、尿検査、血圧検査なども有効です。
人間と同じように年に一度は健康診断をして健康状態を確認しましょう。

犬の腎臓病の対処法

食事やサプリメント

腎臓病の子には、腎臓に負担をかけないようなバランスで作られた食事がおすすめです。
また、毒素を吸着して一緒に身体の外へと出してくれるサプリメントもあります。

腎臓病が進行し、血液のPHバランスが崩れはじめた子や、血が作れなくなり貧血が進んだ子は、その症状に合わせた薬やサプリメントを飲みましょう。

幹細胞治療(再生医療)

現在、ある程度進行した慢性腎臓病に対して幹細胞治療(再生医療)を行っている病院もあります。 点滴によって細胞を身体の中に入れ、腎臓の炎症や線維化を抑え、腎臓病の進行を防ぐ治療です。

新しい治療方法のため、実施できる病院が少なかったり、科学的根拠が多くは蓄積されていなかったりという点はあります。
しかし逆に言うと治療の難しい腎臓病に対する期待の治療法です。

点滴や水分補給

腎臓病において、すでにダメージを受けた腎臓を回復させるのは難しいと言われています。
つまり、これからの腎臓へのダメージを減らすこと、これ以上病気を進行させないようにすることが腎臓病の対処法の基本です。

まずは血液の中の老廃物や毒素をためずに出すことが大切です。
日常の水分補給や、点滴によって尿量を増やし、排泄を促します。

また、腎臓病は脱水が見られるため、そのカバーの意味でも水分補給は大切です。

愛犬を腎臓の病気から守ろう!

一度腎臓病になってしまうと一生病気と付き合っていかなければなりません。
日常からミネラルの取りすぎに注意した食事としっかりとした水分補給を行いましょう。

美味しいだけではなく水分補給もあわせてできるココグルメもぜひ活用してみてください。
日常の中で、愛犬の水を飲む量や、尿の量に大きな変化がないか、吐きがないかなど腎臓病のサインを見逃さないようにしましょう。

また、症状が出ていなくても定期的な健康診断で腎臓病を早い段階で発見し、対策を行っていきましょう。

愛犬の他の病気に関しても紹介しています。

https://coco-gourmet.com/archives/284

https://coco-gourmet.com/archives/286

https://coco-gourmet.com/archives/289

https://coco-gourmet.com/archives/302

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