愛犬がご飯を食べないと心配になってしまうでしょう。
体調が悪いのでは?病気なのでは?と焦ってしまうことも。
愛犬がご飯を食べない理由は、体調不良や病気が隠れているなどといったことも考えられますが、愛犬に与えているドッグフードが好みではないということもあります。
いくら栄養バランスを考えたドッグフードでも、食べてくれないと意味がありません。
その場合はご飯を手作りするのもおすすめです。
愛犬がご飯を食べない理由と、ご飯を食べない時の対処方法として手作りごはんの作り方を紹介しましょう。
愛犬がごはんやドッグフードを食べない理由
ワンちゃんの食べ物といえばドライタイプのドッグフードです。
おやつを与える方も最近は増えていますが、主食として毎日食べ続けるのはペットフード協会の統計によると70%以上がドライフードなのだそうです。
一方でアンケートの結果によると飼い主が「ドッグフードを食べなくて困っている」という方が30%以上はいるようで、特に成長するほど(特に高齢になると)ドライフードを食べなくなってしまうことが多いです。
これには大きく以下のような2つの理由があります。
- 高齢になって乾燥した食べ物を飲み込み、消化にくくなった
- 味に飽きてしまった
人間で考えてみるとわかりやすいですが、ドライフードを毎日食べ続けると言うのは「カロリーメイト」を毎日食べ続けるような状況なのです。
栄養は豊富で健康には全く問題はないでしょう。
1食として食べる分にはまあ大丈夫です。
しかし毎日、十年以上も食べろと言われると、流石に飽きてしまうのではないでしょうか?
これがワンちゃんの食生活に置かれている現実なのです。
「飼い主さんと遊ぶこと」と「食事」がワンちゃんにとっての(数少ない)日々の楽しみです。
ワンちゃんのご飯にも「美味しさ」を考えてあげてみてください。
愛犬がごはんを食べないときは手作りしてみよう
愛犬がご飯を食べない理由の一つは体調不良や病気です。
昨日まではアッという間にご飯を平らげていたのに突然食べなくなった、という場合は体調が悪い可能性があります。
水は飲んでいるか、下痢や嘔吐をしていないか、元気はあるか、などといった点をチェックしましょう。
口の中にトラブルがあってドッグフードなどのエサを食べられないこともあります。
口の中も確認しましょう。
病気ではないけれど、精神的なストレスが食欲不振の原因になることも考えられます。
住環境が変わるなどいつもと違った環境になったり、飼い主が留守をしたりすることや、飼い主が怒ってばかりいることもご飯を食べなくなる理由として考えられます。
ドッグフードを変えると警戒をして食べなくなることもあります。
また、おやつなどのおいしいご飯ばかり与えていると犬はわがままになることも。
そのせいでいつものご飯を食べなくなることがあります。
ご飯を食べない時に、トッピングなどおいしく食べられるものを添えていると、犬は待っているとおいしいトッピングをしてもらえると思い食べずに待っているのです。
また、ドッグフードの粒が大きかったり、硬すぎたりして食べにくいとご飯を食べなくなることもあります。
愛犬が食べない時は香り豊かな手作りごはんを与えてみよう
犬がご飯を食べない時には香りを強くすることが大切です。
犬がおいしいと感じる要素としてニオイが重要だからです。
犬の嗅覚は人間の100万倍から1億倍とも言われています。
ご飯の香りを強くすることで、犬はご飯をおいしく感じて食べられるのです。
ドッグフードを温めたり、ぬるま湯でふやかしたりするほか、おいしいニオイのするトッピングをしてあげることでいつものドッグフードを食べる可能性が高くなります。
トッピングをする時はトッピングした食材だけを食べてしまわないように、よく混ぜて軽く温めるとよいでしょう。
愛犬がごはんを食べない時のおすすめ手作りトッピング
ドッグフードを食べない時のトッピングの一つとしては、手作りのスープがおすすめです。
鶏肉や豚肉、魚などの食材を細かく刻み、スープを作ります。
食材からダシが出ておいしいご飯ができるでしょう。魚は白身魚を使います。
昆布や鰹節などでダシを取ると香りが豊かになるのでおすすめです。
野菜を使った手作りご飯もよいでしょう。白菜や人参、大根などをやわらかく煮込んで与えます。
旬の野菜は栄養素もしっかり含まれています。
季節によって味も変わるので飽きずに食べることもできるでしょう。
スープを煮込んだら片栗粉などでとろみをつけるのもおすすめです。
いつもとは違った食感で犬が喜んでくれることも。
ゼラチンなどで固めるのもよいでしょう。
犬に与えてはいけない食材としては、玉ねぎやニラ、ニンニクなどです。
これらを与えると中毒や溶血性貧血、高カリウム血症などを引き起こすリスクがあります。
生のタコやイカ、エビやカニなどの甲殻類も避けましょう。
消化不良を引き起こしたり、ビタミンB1が不足してしまったりする危険性があります。
また、塩分の多いものも注意が必要です。
おすすめなのは、食物繊維やミネラルが豊富なサツマイモやサトイモ、キャベツや白菜、大根などもよいでしょう。
βカロチンやビタミンが豊富なブロッコリーやカボチャもおすすめです。
ただし、野菜の中にもカロリーの高いものがあるので、カロリーチェックを怠らないことも必要です。
最初から手間がかかる手作りごはんを作るのはハードルが高いという場合は、煮込むなどの手間がかからない方法を試してみることです。
キャベツやダイコンなどの野菜を巻かく刻んでドッグフードに混ぜたり、無糖ヨーグルトなどを混ぜたりするのもおすすめです。
手間をかけた手作りごはんができない時には、簡単にできる方法で食事を与えることも大切です。
愛犬がご飯を食べたら必ず褒めてあげましょう。
飼い主に褒められることは愛犬にとって大きな喜びにつながります。
ご飯を食べると褒められるということを感じてくれれば、ご飯をしっかり食べてくれるようになるでしょう。
愛犬がごはんを食べない時は手作りの工夫を
栄養バランスの取れたドッグフードを与えていることも多いでしょう。
しかし、栄養バランスが取れていてもそれを食べてくれないと意味がありません。
ドッグフードは食べないけれど、おやつは食べてくれるからといっておやつばかり与えていると栄養バランスが偏り、体調不良につながります。
栄養バランスの取れたドッグフードを食べてくれない時には食事に工夫をすることが大切です。
食べにくそうにしている場合は、ドッグフードをぬるま湯でふやかしてみましょう。
温めることで食べやすくなると同時に、香りを強くすることができるため食べやすくなります。
いつものドッグフードにトッピングをするのもよいでしょう。
新鮮で栄養素を考慮したご飯を与えることができ、水分も食事から摂りやすくなります。
ドッグフードも一切使わずすべて手作りにする方法もありますが、栄養素を考えたり、手間がかかったりするので面倒になってしまうこともあります。
その点いつものドッグフードにトッピングをする方法であれば手軽にできます。
トッピングをする際には、量にも注意が必要です。追加してしまうと体重が増えてしまう危険性があります。
そうならないためにも、トッピングをした分はドッグフードの量を減らすことを忘れないようにしましょう。
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愛犬がご飯を食べない時には愛情のこもった手作りごはんを
愛犬がご飯を食べない理由は病気や体調不良だけではありません。
今食べているドッグフードが硬い、粒が大きい、好みではないなど合っていないこともあります。
健康なのに愛犬がご飯を食べない時には、温めたりして香りを豊かにしてあげることやトッピングなどをして手作りのごはんを作ってあげることです。
栄養を考えたトッピングをしてあげましょう。
ただし、犬の健康に害を与える食材は避けること。またご飯を食べたら必ず褒めてあげることを忘れないようにしましょう。