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【獣医師監修】犬の夏バテ対策になる食事の選び方・与え方

最終更新: 2023.09.05
【獣医師監修】犬の夏バテ対策になる食事の選び方・与え方
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梅雨があけると、一気に気温が上がって暑くなるのが日本の夏の特徴です。

急激な気温の上昇に「なんだか体調が悪い」と夏バテするのは人間だけではありません。

「食欲がない」「だるそうにしている」など愛犬がいつもと違う様子であれば、犬の夏バテかもしれません。

放っておくと、より深刻な体調不良につながったり、病気を引き起こす可能性もあります。

この記事では、そんな犬の夏バテを防ぐ食事の選び方や与え方について解説します。

愛犬の健康を守り、暑い夏を元気に過ごす一助となれば幸いです。

 

犬の夏バテ対策になる食事の工夫1. 水分を多く飲ませよう

犬の夏バテの原因として一番に考えられるのが、水分不足です。

特に筋肉量が少ない小型犬やシニア犬、被毛が濃い色の犬は注意が必要です。

一度にたくさん与えるのではなく、こまめに水分を与えることが夏バテ防止に有効です。

犬は人間と違い「のどが渇いている」と伝えられないので、愛犬が水分不足にならないように飼い主さまが気を配る必要があります。

タイマーを利用して定期的に愛犬に水分を与える、給水器やお皿に残っている水の量を確認する、お皿や給水器を複数置くなど、愛犬が十分水分を摂れるような工夫をしましょう。

普段からあまり水を飲みたがらない場合は、ヤギミルクや出汁などを少し加えて愛犬の嗜好に合わせる工夫も必要です。

鼻に水を数滴つけてあげることで水に意識がいき、水を飲むきっかけになることもあります。

愛犬がどうしても水を飲まない、このままでは水分不足になってしまうという場合は、のちほどご紹介する「獣医師が選ぶ愛犬の夏バテにおすすめな補助食品」を試してみて下さい。

普段から愛犬の好みにあったものを見つけておくと、水分補給が必要な時にすぐに与えることができる上に、持ち歩きできるものであれば出先でも困りません。

水分を摂ることは大切ですが、注意したいのは、人間と同じで、犬も水を飲みすぎるのは体に良くないということです。

水分を多くとりすぎると、胃酸が薄まり胃の中で行われるタンパク質の消化などが阻害される可能性があります。

犬の大きさや個体により、必要な水分量は異なります。食事内容なども考慮しながら、適切な水分量を与えるよう気をつけましょう。

愛犬の夏バテのサインは?おすすめの食事や対策を紹介

犬の夏バテ対策になる食事の工夫2. スープやミルクとセットで食べさせよう

水分不足を防ぐために、いつものドッグフードにスープやミルクをプラスして与えることも有効です。

水分摂取が苦手な犬でも、味や匂いのついたスープであれば飲みやすく、水分を取りやすくなります。

ヤギミルクは嗜好性が高いため好んで飲む犬も多いと思います。

栄養価も申し分なく、夏バテ防止にお勧めです。

犬用のスープ・ヤギミルクはどちらも市販されていますので、夏は多めに購入し、いつでも与えられるようにしておくことをおすすめします。

また、ささみのゆで汁や、ニンジンや小松菜をミキサーに入れて味をつけずにポタージュの様にして薄めて飲ませるのもお勧めです。

ただし、スープやミルクは、食事においてはあくまで補助的な役割のため、与えすぎには注意が必要です。

特に市販のものは塩分過多にならないよう、主食であるドッグフードの量や栄養素を確認したうえで一緒に与えるスープやミルクの量を決定しましょう。

与えるときは熱いままではなく、必ず冷ましてからにしてください。

犬の夏バテ対策になる食事の工夫3. ウェットフード

愛犬に水分量の多いウェットフードを与えることも、水分不足を回避し、夏バテを防止するためには効果的です。

普段の食事が、ドライフードがメインであれば、2日に1回はウェットフードをにする、ドライフードとウエットフードを半々にして与えるなどウエットフードを与える量を増やしてみましょう。

食欲不振になりがちな夏でも、形状を変えることで食欲が増進するケースも多くあり、ウエットフードは水分補給もできるメリットがあります。

ドライフードよりも価格は高めではありますが、缶詰タイプやレトルトパウチなど、たくさんの種類のウェットフードが発売されています。

犬の年齢や使用されている原材料などを考慮し、主食として選ぶのであれば「総合栄養食」と表示があるものを購入しましょう。

水分補給や食欲不振を防ぐ意味でも、ウエットフードやレトルトパウチのドッグフードを常備しておくことをお勧めします。

ウェットフードを与える際に注意することは、水分含有量が多いため傷みやすいという点です。

室内でも、長時間出しっぱなしにすることはおすすめしません。

食事を与えてから、20~30分経っても食べ切れないようであれば、片付けましょう。しょう。

犬の夏バテ対策になる食事の工夫4. 手作りご飯

市販のドライフードやウェットフードではなく、栄養のバランスを考慮した手作りの食事を愛犬に与えることも夏バテ防止策として有効です。

手作り食のメリットは、食材そのものの水分を摂取できることです。

また、食材によっては身体を冷やす作用があるものがあるので、夏バテ防止にも一役かってくれます。

ただし、自己流のレシピでは栄養のバランスをとるのが難しいというデメリットもあります。

メインの食事として手作り食だけ与える場合は、動物栄養学を学んだ上で実践することをお勧めします。

水分が取れるものとしておすすめなのが、レタスです。

約95%以上が水分で、身体を冷やす作用もあり、夏バテ対策にぴったりの野菜といえます。

ただし、犬は肉食動物に近い消化器の構造なので、繊維質の多い野菜等の消化は苦手です。

食べ過ぎると便がゆるくなってしまう可能性がありますので、与える量には注意しましょう。

野菜の中ではトマトも水分補給におすすめです。

普通のサイズのトマトよりミニトマトの方が栄養価が高くお勧めです。

ただし、未熟な青いトマトやヘタには毒性があるため与えないようにしましょう。

夏が旬のスイカも90%が水分で身体を冷やす作用があります。

皮と種はあらかじめ取り除いたうえで、与えてください。

犬の食事に最も重要なタンパク源で、さらに栄養価が高い食材としては、豚肉・馬肉があげられます。

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれているため疲労回復の効果が期待できます。

**馬肉には不足しやすい鉄分や亜鉛が豊富に含まれているため、体力低下の防止や疲労回復に効果があるためおすすめの食材です。

皮膚や粘膜の維持に必要なβカロテンが豊富なニンジンもお勧めです。 ミキサーでスムージーのようにして与えると栄養素を吸収しやすくなります。

夏場は高温多湿の環境下ですので、ドッグフードを手作りする際も、衛生面には気を配りましょう。

食中毒を防ぐためにも、残ったものはその日のうちに処分するか、一回分ずつ小分けにして冷凍し、使う分だけ解凍して、加熱してから与えるようにしましょう。


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夏バテ防止対策におすすめの食材

夏バテを防ぐためには、水分を必要量しっかり摂ることと、犬にとって消化吸収のよい食事を与える事が大切です。

人間と異なり、犬の唾液中には糖質を分解するアミラーゼがほとんど含まれていません。

糖質や食物繊維が多い食品は犬にとって消化吸収が良い食材ではありませんが、きゅうりやトマト、スイカは水分が多く身体を冷やす効果もあるため、与え方に注意することで夏バテ防止には役にたちます。

豚肉・馬肉

犬にとって一番消化吸収が良い食材は、高たんぱく質、低脂肪の食べ物です。

良質なタンパク源、特に動物性の食品は消化吸収が早いため身体の負担が少なくお勧めです。

特徴

豚肉はヒレや赤身の部分が脂質が少なく、高たんぱく質で、ビタミンB₁が非常に多く疲労回復に有効です。

馬肉は高たんぱく質、低脂質で、身体を冷やす効果が特に強いので夏にはお勧めの食材です。

与える時の注意点

豚肉は部位によっては脂肪が多いので、ヒレや赤肉など脂肪が少ない部位を選んで与える必要があります。

有鈎条虫の感染を防ぐためしっかり加熱して与えましょう。

馬肉は生でも与えられる肉ですが、下痢をする場合があるので初めて与える際は少し加熱するか、少量ずつ与えましょう。

おすすめの取り入れ方

豚肉はしっかり加熱して与えることが大切ですが、固くなりやすいので細かく切ってから加熱すると熱がとおりやすく食べやすいのでおすすめです。

馬肉は生肉を少量ミンチで与える、又は加熱して亜鉛などの栄養素の補給源として馬肉を少量と、消化の良い鶏肉を組み合わせて与えるのもお勧めの与え方です。

きゅうり

水分を95%以上含み、低カロリーな野菜で、夏のおやつにお勧めです。

特徴

身体を冷やす効果があり、カリウムや銅を多く含んでいてむくみの改善が期待できます。

与える時の注意点

銅が多く含まれているため、べトリントンテリアやウエストハイランドホワイトテリアなど銅関連性肝炎を引き起こす可能性のある犬種には与えないようにしましょう。

おすすめの取り入れ方

犬は繊維質の多い食べ物の消化は得意ではありません。

皮をむいて与えるか、細かく切って与えましょう。

https://coco-gourmet.com/archives/136

トマト

きゅうりと同様身体を冷やす効果があり、水分が豊富です。

リコピンとβカロテン、ビタミンCが豊富です。

特徴

抗酸化作用があり、栄養価が高く血圧を下げる効果もあります。

普通サイズよりもミニトマトの方が食べやすい上に栄養価が高いのでお勧めです。

与える時の注意点

完熟した実以外のヘタ、葉、花、茎、未熟な実はトマチンというアルカロイドが多く含まれていて犬には毒性があります。

与えてよいのは完熟した実のみです。

おすすめの取り入れ方

抗酸化成分リコピンは熱に強いので、細かくカットしてそのまま与えても、加熱してスープ状にしても問題ありません。

愛犬の好みに合わせて与えましょう。

https://coco-gourmet.com/archives/128

スイカ

約90%が水分で食物繊維が少なく、腸内環境に大きな影響がないのが利点です。

身体を冷やす効果があり、甘味があるので嗜好性も高く、夏のおやつにおすすめの食材です。

特徴

βカロテンが豊富で、アミノ酸の一種であるシトルリンを含みます。

シトルリンには抗酸化作用や血管拡張作用などが期待されています。

与える時の注意点

水分が多いため、与えすぎると下痢をするので与えすぎないように注意しましょう。

種や皮は消化が悪いので取り除いて与えましょう。

おすすめの取り入れ方

そのまま与えてもよいですが、種を取り除いてジューサーなどで繊維を細かくすると、栄養素を吸収しやすいのでお勧めです。

https://coco-gourmet.com/archives/137

リンゴ

季節を問わず比較的手に入りやすい果物で、消化器症状を抑える効果があります。

特徴

整腸作用や利尿作用があり、すぐにエネルギー源として活用できるブドウ糖や果糖が豊富です。

与える時の注意点

整腸作用のあるペクチンは皮に多く含まれます。

しかし、残留農薬が多く含まれている可能性があるので犬には皮をむいて与えましょう。

また、大きいままで与えると食道に詰まる恐れがあります。

必ず細かく切るか、すりおろして与えましょう。

おすすめの取り入れ方

リンゴの栄養素を効率よく吸収するためには、消化の悪い皮をむいてからすりおろして与える方法が一番です。

https://coco-gourmet.com/archives/121

獣医師が選ぶ愛犬の夏バテにおすすめな補助食品

ココグルメ 手作りドッグフード 

こちらは新鮮な食材を使ったウェットタイプのごはんです

主食としてだけでなく、トッピングとして補助食品的に与えることも可能です。

原材料がチキンやポークだけでなくフィッシュも選べるので、アレルギーなどで食べられる蛋白質が限られている子でも選択肢が広げられます。

夏バテで食欲不振になったり、少量しか食べられなくなる場合に、栄養不足に陥りやすいのが老犬です。

食欲が少しでもわくようなものや栄養を補給できるものをごはんに加えてあげることがおすすめです。 おすすめの補助食品をご紹介させていただきます。

うるワン

保水能力に優れたカラハリスイカ果汁が多く含まれ、1本でしっかり水分補給ができるゼリー風のおやつです。

ユーグレナ配合で、酸化防止剤や保存料が含まれていないのもお勧めな点です。

うるワン

チューブダイエット(低脂肪)

犬用の粉状の流動食で、脂肪分を抑えているので膵炎の犬やシニア犬にも安心して与えられます。

粉状なので持ち歩きもできて、出先で溶かして与えられる上に、栄養価も高く水分も摂れるので夏に特にお勧めです。

チューブダイエット(低脂肪)

viyo(ビオ)

犬用のサプリメントで、必須アミノ酸と必須ビタミン、オメガ6、オメガ3が配合されています。

嗜好性が高く、飲みやすいため動物病院でもよく処方されています。

viyo(ビオ)

食事の工夫で夏バテを防ぎ、夏を健康に過ごそう

ここまで、愛犬の夏バテを食事で防ぐ方法を4つ解説してきました。

犬は人間のように汗をかく汗腺がある範囲が限られており、高い気温が続く夏は犬にとって過酷な季節です。

愛犬が毎日元気に過ごすためには、普段の食事から水分不足を防ぎ、必要な栄養をしっかりとることが大切です。

また、湿度が高いと犬も人間と同じように熱中症になりやすい状況になります。

愛犬をしっかり観察し、異変を見逃さないように注意しましょう。

嘔吐や下痢などの消化器症状やふらつきなど少しでもおかしいと思う症状が見られたら、すぐに動物病院を受診することをお勧めします。

愛犬の状態は、人間に例えると「ダウンジャケットを着ている」と同じです。

水分と消化の良い食事を与えて、愛犬が暑い夏を元気に過ごせるよう工夫をしましょう。

<参考文献>

  • 統合医療栄養学セミナー 講師 荒木幸子先生
  • 愛犬のためのホリスティック食材事典

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